2015年12月30日
ことばの道草

良いお年を…と申し上げました私はといいますと、残り24時間と少しの2015年を日本の本と過ごしております。共感を得られるかどうか定かではありませんが、幼少より本の方から「ひらいてごらん」と話かけられる気がしています。うんうん…そりゃない…賛否両論でしょうが、日本の本が正月のカズノコ並みに貴重な環境で生きておりますと、益々出会える本は必然と思わずにはいられせん。
朝日新聞webの「折々のことば」を愛読しております。日々の中で足を止めて味わう言葉。読書中いっこうにその言葉や文から進まない寄り道してしまう文に私もバッタリ出会います。それを書き留めたいという衝動に駆られてしまいました。そこで、素直に隙間時間を見つけて書いてみることにいたします。どこまでも主観に従った偏りのあるものです。ですから皆さんも「読んでみようかな」「どうなんだろう…」など勝手気ままにああだこうだでよろしくお願い申し上げます。
★岡本太郎著 自分の中に毒を持て

『〜相手の中から引き出す自分 それが愛〜より
「…今日から花嫁は世界中の男性の女房になったつもりになりなさい」そう言うんだ。みんな笑うけれども、また実際にそんなことは不可能だけれど、わが亭主、わが親、わが子って、小さく仕切ってしまうのは、つまらない生き方だと思う。
そうでなく、世界中の子どもはみんな自分の息子だ、世界中の親はみんな自分の親だ、そういうおおらかな豊かな気持ちを持ちたいと思う。…』
芸術は爆発だ!の岡本太郎さん。文章もボンボン弾けています。実際に実行は無理です。法的物理的地理的時間的人間関係…とかく制限だらけの人生ですから。だけれどもそういう思いを持って生きられるんじゃないかな…とあくまでも究極の比喩としてとらえると、何だか気が楽です。出会った人出会う人からお互いの良いところを無条件に引き出しあえたらいいなあ…!
皆さんはどう思いますか。あら、NZは12月31日に…。そろそろこのへんでお暇いたします。Sweet dream zzzz
★びっくり箱
ピクルスの材料を買いに農家兼八百屋に行くと、太っ腹な箱が!玉ねぎ、無料袋詰め!昨夜は家中玉ねぎ臭(笑)
