2014年06月19日
NZオークランド奄美郷友会

6月19日木曜日。《NZオークランド奄美郷友会》を立ち上げました。
故郷から約9000キロメートル。離れること約8年。望郷の思いが募り、止むに止まれず発足に。ホームシックは郷友会立ち上げの原動力。
記念すべき第一回目の集いは、7月12日土曜日午後2時。ぼちぼち集まっていただき、共に鶏飯を作りながらそれぞれのシマを語ります。ある人は与論島、ある人は徳之島。私は奄美市輪内地区。
NZ在住30年余の長老がお酒と南島のサーモンを用意してくださるとのこと。有難いです…!
早速NZ日本人サイトに奄美郷友会のお誘いを掲載ことにします。留学やワーキングホリデーで滞在している人もいるかもしれません。どんな島んちゅに会えるのか…。胸が六調を踊っています。
嗚呼、遂に立ち上げてしまいました。
他の国の皆さんはどのような内容なのでしょうか。色々調べてNZ風にアレンジしてみます。
★冬の散歩道★
暖冬と いえども毛刈り後 ちと辛い
羊は五分刈りにマルコメくんでした。

堂々と兎のピーターが!何を想ふ…。

2014年06月17日
冬の茶会

にわか雨➕太陽=虹。
冬のNZオークランドの天気は虹の演出のためにあるようなものです。
しかし予測できない雨。傘も持ち歩かず、雨をシタタラセて「いい女」にみえるかも…とメンドクサガリの言い訳にしております。
さて、わたくし、この日曜日に「冬の茶会」なるものに参加させていただきました。まさか、ここにきて茶道を再開させるとは。自分の一念発起は冬空以上に予測不能でございます。
再開と申しましても、母校名門朝日中学校で裏千家の茶道の授業以来でしょうか。(今でもありますか?)20年以上前に学んだ茶道で、世界の旅人を始め友人や家族をもてなせたら。そんな願いがふつふつと湧いてまいりました。あのころは、授業の合間の栗饅頭と薄茶が目当てに息を抜いていました。もう少し真面目に取り組んでいればと少々後悔中です。
今回は表千家。多少作法が異なります。しかし、日本女子、ハシットキバリます!

気合い十分な前置きはさて置き。本題へ。
お茶の先生のご自宅は日本家屋そのもの。生花も粋でございます。

畳に掛軸、炉に炭まで揃えてありました。い草とお香のかおりのハーモニー…。

NZ在住歴、20〜40年の方々が何人もいらして、和菓子も手作り。

炭で湯を沸かしていました。日本で購入されて持って来られたそうな。風流な風景です。
茶碗も日本だけでなく近所の陶器や海外のものもあり大変バラエティに富んでいました。
わたくしも僭越ながら立てさせて頂きましたが、練習と違い一期一会の会話を楽しむゆとりもあり大変有意義でした。
ひどく日本を恋しく想う心の風邪が、よりどりみどりの和菓子とお茶で治癒いたしました。
さてさて。枕元で明日のお稽古の予習です。袱紗さばき、茶筅通し…割げいことイメージトレーニングでございます。中学校時代のお稽古を反省し、少し真面目に取り組むとします。
★今日のコタロー
ついに、猫おじさんと初対面をはたしました。クイーンズバースデーの催し物会場付近にて。二匹はかなり従順。

2014年06月09日
言葉どぅ宝
季節は真逆ですが、こちらも雨もようです。むしろ風も強く嵐のよう。最近、NZに住んで初の本格的ホームシックにかかり私の心もザワザワ。MH5。昔歌の名前に似たようなのがありました。「まじで ホームシックにかかる 5秒前」秒というか、5つくらいきっかけがあったような。改めて家族や友人の大切さをしみじみ感じる良い機会にします。そのうち落ち着くでしょう。
さて、今日はざわつく胸の中をホッコリさせる感動があったのでご紹介したく思います。
私のワーキングスタイルの一つに「現地日本人青少年の日本語支援」があります。6歳から19歳までそれぞれの目標に応じてカリキュラムを立てています。家庭によっても子どもによっても日本語の力の段階が千差万別で、指導方法も一筋縄ではいきません。一番身につきにくく、失われやすい力は「書く力」です。手を替え品を替え書く環境を作ってみることが私のチャレンジでもあります。
そんな中、日記やお話作りを楽しむ子どもたちが何人か育ってきました。

6歳。靴を買ってもらった喜びを綴っています。

9歳。ゴールを決めた感激を綴っています。最近「運がいい」をよく使います。

10歳。スーパーで買い物するとアニメのキャラクターカードがもらえます。在りし日の、ビックリマンチョコのように、当然、自然発生的に学校に持参して交換交渉が。そして、お決まりのように禁止令が出される、そんな学校生活を綴っています。
字の形や漢字の使用、言葉の間違いはあるものの、皆2日に一度または一度に4ページなど、自由気ままに日本語で綴っています。この日記を読みたくて私もワクワクします。
ときおり関西弁そのままで「ほんで」や「⚪︎⚪︎せなあかん」など書いたり、英語のまま書いたりすることも。しかし意欲が一番。海外では、日本語を書けること、読める話せる考えること、それが日本人であることの誇りであり大事に育てたい宝だと心から思うのです。
奄美の方言もまた宝です。残そうとしなければ、伝えようとしなければ消えていく無形の財産。どんどん、わざわざ、いちいち使ってニュージーランドにいても私の宝にしたい。そう嵐の夜にホームシックも手伝ってセンチメンタルに思うのでした。
☆今日のコタロー

「あ❤︎け❤︎て❤︎。ベンジーも一緒。」
台所側の扉前に友だちを連れて帰宅。この後は、おきまりの猫柔道。

雨で外に出たがりません。イタズラばかり。箱、使いたいんだが…出てくれんかの?
さて、今日はざわつく胸の中をホッコリさせる感動があったのでご紹介したく思います。
私のワーキングスタイルの一つに「現地日本人青少年の日本語支援」があります。6歳から19歳までそれぞれの目標に応じてカリキュラムを立てています。家庭によっても子どもによっても日本語の力の段階が千差万別で、指導方法も一筋縄ではいきません。一番身につきにくく、失われやすい力は「書く力」です。手を替え品を替え書く環境を作ってみることが私のチャレンジでもあります。
そんな中、日記やお話作りを楽しむ子どもたちが何人か育ってきました。

6歳。靴を買ってもらった喜びを綴っています。

9歳。ゴールを決めた感激を綴っています。最近「運がいい」をよく使います。

10歳。スーパーで買い物するとアニメのキャラクターカードがもらえます。在りし日の、ビックリマンチョコのように、当然、自然発生的に学校に持参して交換交渉が。そして、お決まりのように禁止令が出される、そんな学校生活を綴っています。
字の形や漢字の使用、言葉の間違いはあるものの、皆2日に一度または一度に4ページなど、自由気ままに日本語で綴っています。この日記を読みたくて私もワクワクします。
ときおり関西弁そのままで「ほんで」や「⚪︎⚪︎せなあかん」など書いたり、英語のまま書いたりすることも。しかし意欲が一番。海外では、日本語を書けること、読める話せる考えること、それが日本人であることの誇りであり大事に育てたい宝だと心から思うのです。
奄美の方言もまた宝です。残そうとしなければ、伝えようとしなければ消えていく無形の財産。どんどん、わざわざ、いちいち使ってニュージーランドにいても私の宝にしたい。そう嵐の夜にホームシックも手伝ってセンチメンタルに思うのでした。
☆今日のコタロー

「あ❤︎け❤︎て❤︎。ベンジーも一緒。」
台所側の扉前に友だちを連れて帰宅。この後は、おきまりの猫柔道。

雨で外に出たがりません。イタズラばかり。箱、使いたいんだが…出てくれんかの?