2021年08月18日
NZ便り: ロックダウン再び
よねやうがみんしょーらー。夏休みも残すところ2週間程でしょうか。こちらは、アラレが降り注ぐ冬の雨音をBGMに数度目のロックダウンの1日目を過ごしています。デルタ株は感染力が強いというので1人の陽性者で即ロックダウン。さらに陽性者が確認され、医療従事者や学校の教職員(学校は2800人近くのマンモス高校)という事で、最高レベルの4。一週間の予定ですが、長引くこと間違いなしです。ここは落ち着いて行動するしかありません。

(クライストチャーチ行きの上空から)
夕食時は、”NHK World”という海外在住者や外国人向けサイトの番組でホームシックをしのぐのが日課です。今夜はなんと...加計呂麻島と古仁屋のライフライン、海上タクシーの待合を72時間取材する番組を発見!是非観てみてくださいな。島の訛り、人々の優しさ溢れる交流、そして画面いっぱいに広がる緑のグラデーションと蒼い海...もう、懐かしすぎます。
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/ondemand/video/4026160/
前回のブログ更新から随分時間が経ちました。あれよあれよという間に時間が経ち、もう8月中旬。4月から振りかえってみますね。
4月...うっかり、初プロモーションビデオ撮影参加….
“Tomomi 久しぶり!元気にしてる?ちょっと、連絡先教えてー”
2年ぶりなのに、軽めのノリで連絡くれたホルン吹きのエマ。こういう仕事の連絡は、大抵、音源収録のような短い時間で済むので、軽さに乗ってokを出しました。程なくして、マークさんというデレクターと思しき方から連絡が来て、Crowdedhouse(クラウディッドハウス)の新曲のプロモーションビデオ撮影だから、と。NZのアーティストのことなど無知な私は、脳内翻訳機能が「クラウディッド=満員のハウス=家」とはじき出すままに解釈。あー、密な場所での撮影ね、と当日を迎えました。何と何と...ニールさんというボーカリスト本人が「急にごめんねー、今日はよろしく頼むよー」クラクラクラァ...シマクラチョコ...と古いギャグを呟きながら非現実さに目眩を感じつつ撮影に参加しました。これは、予想と違う...と顔面蒼白のまま渡された衣装は、自転車競技のユニフォームにヘルメット!このいでたちにコーヒーカップ片手に午前中3時間ほど撮影。午後からようやくバリトンサックスを持ち中盤から後半の撮影。これも何度も何度も納得いくまで取り直し。監督さんとカメラマンとのガチンコが結構な熱量で繰り広げられ、ニールとバンド仲間はひたすら素直に支持に従っていました。この撮影、いつ終わるんだと思っていたら、ニールの”I can not do this anymore...”(俺はこれ以上できないよ)と疲れ果てた一言と、ドサッと椅子に座り込んだ瞬間に、勝手を知ったスタッフがザザーッと撤収を始めたのが合図でした。帰る前に、あのクタクタのニールが”今日は本当に助かったよ”とハグまで...私などにまで丁寧に深々とお礼を言われるのです。彼が人気の理由は、皆味方になりたくなる、謙虚さです。
こちら、リリースされた作品です。私はどこにいるでしょうか...。
https://youtu.be/HRzk3sWMxAg

(格好だけ 競輪選手です)
5月...オークランドフィルハーモニア教育部門の仕事が続きましたが、市内の高校の吹奏楽合宿に指導者として参加する機会もありました。場所が2時間近くかかる海辺にあり、時速100km走行の上、途中集中豪雨に見舞われワイパーをフルスピードで働かせ、精神力の半分をすり減らしての到着でした。
気を取り直し、早速指導に入ろうかとすると、顧問の先生がサクソフォン以外の木管楽器へ私を誘い”いつもと違う観点からご指導願います”と言うではないですか!キウイ柄の派手な靴下を履いた個性豊かなファゴットの男子生徒、8人くらいいるのに皆揃って非常に大人しいクラリネット群、更に輪をかけて大人しいフルートの妖精さんたち...オーボエは2人いても蚊の鳴くような音、この2人はランチの後に夕飯は何か考えている上の空な表情...。はて...どうしたものかと10秒考え、皆で準備体操から始め、Woodwind(木製の風)つまり、空気のコントロール方法から表現をしてみることにしました。段々と音楽に表情ができ、物語が浮かび上がりました。時間はいくらあっても足りないものです。あとは、生徒さん達で身体の使い方や息の準備の方法を考えてみるようにお伝えしました。
帰り道は、美味しいチーズ屋さんに寄り道して自分にご褒美をたんまり買いこみました。
6月...トリオのテイストコンサートをパパっと段取りしてやっちゃいました。新しい作品を正式に演奏する前に、フルート奏者のクレアのスタジオで地元の音楽ファンの方々を呼んでお酒やおつまみ付きのフランクなコンサートをします。その際、率直な感想を聴き、本番の最終調整をします。ベースフルートという低い音のフルートとテナーサクソフォンの組み合わせが合うかどうか。オペラの編曲はどうか。リハーサルでもヒヤヒヤでしたが、お客さんの反応は上々で、面白い音楽が作れそうです。

(隙間時間で動物愛護協会SPCAの募金活動)
このような実験的な試みは、他のアーティストもやっている事を知りました。同じ職場でサモア人のピアノの先生が Solemio(サモア系NZオペラグループ
https://www.sol3mio.com/)の1人モーゼスさんとデュオでコンサートを開くというので行ってみました。どの曲もオリジナルで、人の声が建物の隅々のみならず聴衆の耳や心に届くのかと感動しました。実はピアノ譜はなくコードのみと、ピアニストがコンサート後に汗だくで話してくれました。会場はオークランド博物館の一階エントランスホール。変わった形態のコンサートも新鮮でした。自分の作品をお客さんがどう受け取るのか、それを試すチャンスに奏者として、また客として経験できた充実の六月でした。

(モーゼスさんと。皆さんに挨拶されて凄く謙虚なジェントルマンです。)
7月 クライストチャーチにあるカンタベリー大学の作曲学科の皆さんを対象にオンラインワークショップを開催しました。楽器の音色、特色、技術、曲の分析。8月9日には実際に大学に行って学生さんが作った曲を演奏してみたり、コンサートを催したりします。詳細は8月コーナーに追記します。
月末に吹奏楽の祭典、ネーピア(ティッシュで有名な)で行われました。前年はロックダウンで開催されなかったので、今年はどの団体も熱が入っていました。そこに追い討ちをかけるようにハプニングが!霧が出て飛行機の便に乱れが生じ、とんぼ帰りした奏者が続出・・・私は急遽借り出され、舞台の上で初見演奏...こんなことって...間髪入れずサクソフォン協会の四重奏を結果発表前の時間にさせて頂きました。一曲は琉球ファンタジーという安里やゆんたをアレンジした日本の曲で大変盛り上がりました。翌朝、6時間の道のりを皆でワイワイ言いながら帰り、昔懐かしいコンクールの後を思い出しました。

(生徒さんが撮ってくれた写真。盛り上がりました!)
8月...2011年の大地震から未だ復興作業が終わらない所にカンタベリー大学の音楽科があります。そんな雪の舞うクライストチャーチで、熱心な作曲家の卵達がスケッチ(短い曲のアイデア)を描き出し、それを私たちが演奏させていただくというワークショップを催しました。グラフィックスコアと呼ばれる絵のような楽譜や、自然や動物の動きを表現した曲、旅先の港のイメージを表現しタイムトラベルのように感じられる曲等、新しい感覚の世界が体験できました。夜はコンサートも行い、先週末はフル稼働の数日間を過ごしました。

(曲を発表してくれた代表の学生さんたちと)
前回までのロックダウンは落ち込んだ気分もありましたが、今回はじっくり練習したり食事を丁寧に作るのに時間を使うつもりです。主人が”Konmari method”という近藤まりえさんの番組を観せて、遠回しに私に掃除を促している気もします。レッスンがオンラインで続くので中々忙しいのです。一週間、花ちゃんと三人の生活を大事にしていきますね。
☆今日の花ちゃん

夜9時の定位置。
☆友達の子、トフィー
フルート奏者クレアの子。洗濯機を愛してやまない1歳児。


(クライストチャーチ行きの上空から)
夕食時は、”NHK World”という海外在住者や外国人向けサイトの番組でホームシックをしのぐのが日課です。今夜はなんと...加計呂麻島と古仁屋のライフライン、海上タクシーの待合を72時間取材する番組を発見!是非観てみてくださいな。島の訛り、人々の優しさ溢れる交流、そして画面いっぱいに広がる緑のグラデーションと蒼い海...もう、懐かしすぎます。
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/ondemand/video/4026160/
前回のブログ更新から随分時間が経ちました。あれよあれよという間に時間が経ち、もう8月中旬。4月から振りかえってみますね。
4月...うっかり、初プロモーションビデオ撮影参加….
“Tomomi 久しぶり!元気にしてる?ちょっと、連絡先教えてー”
2年ぶりなのに、軽めのノリで連絡くれたホルン吹きのエマ。こういう仕事の連絡は、大抵、音源収録のような短い時間で済むので、軽さに乗ってokを出しました。程なくして、マークさんというデレクターと思しき方から連絡が来て、Crowdedhouse(クラウディッドハウス)の新曲のプロモーションビデオ撮影だから、と。NZのアーティストのことなど無知な私は、脳内翻訳機能が「クラウディッド=満員のハウス=家」とはじき出すままに解釈。あー、密な場所での撮影ね、と当日を迎えました。何と何と...ニールさんというボーカリスト本人が「急にごめんねー、今日はよろしく頼むよー」クラクラクラァ...シマクラチョコ...と古いギャグを呟きながら非現実さに目眩を感じつつ撮影に参加しました。これは、予想と違う...と顔面蒼白のまま渡された衣装は、自転車競技のユニフォームにヘルメット!このいでたちにコーヒーカップ片手に午前中3時間ほど撮影。午後からようやくバリトンサックスを持ち中盤から後半の撮影。これも何度も何度も納得いくまで取り直し。監督さんとカメラマンとのガチンコが結構な熱量で繰り広げられ、ニールとバンド仲間はひたすら素直に支持に従っていました。この撮影、いつ終わるんだと思っていたら、ニールの”I can not do this anymore...”(俺はこれ以上できないよ)と疲れ果てた一言と、ドサッと椅子に座り込んだ瞬間に、勝手を知ったスタッフがザザーッと撤収を始めたのが合図でした。帰る前に、あのクタクタのニールが”今日は本当に助かったよ”とハグまで...私などにまで丁寧に深々とお礼を言われるのです。彼が人気の理由は、皆味方になりたくなる、謙虚さです。
こちら、リリースされた作品です。私はどこにいるでしょうか...。
https://youtu.be/HRzk3sWMxAg

(格好だけ 競輪選手です)
5月...オークランドフィルハーモニア教育部門の仕事が続きましたが、市内の高校の吹奏楽合宿に指導者として参加する機会もありました。場所が2時間近くかかる海辺にあり、時速100km走行の上、途中集中豪雨に見舞われワイパーをフルスピードで働かせ、精神力の半分をすり減らしての到着でした。
気を取り直し、早速指導に入ろうかとすると、顧問の先生がサクソフォン以外の木管楽器へ私を誘い”いつもと違う観点からご指導願います”と言うではないですか!キウイ柄の派手な靴下を履いた個性豊かなファゴットの男子生徒、8人くらいいるのに皆揃って非常に大人しいクラリネット群、更に輪をかけて大人しいフルートの妖精さんたち...オーボエは2人いても蚊の鳴くような音、この2人はランチの後に夕飯は何か考えている上の空な表情...。はて...どうしたものかと10秒考え、皆で準備体操から始め、Woodwind(木製の風)つまり、空気のコントロール方法から表現をしてみることにしました。段々と音楽に表情ができ、物語が浮かび上がりました。時間はいくらあっても足りないものです。あとは、生徒さん達で身体の使い方や息の準備の方法を考えてみるようにお伝えしました。
帰り道は、美味しいチーズ屋さんに寄り道して自分にご褒美をたんまり買いこみました。
6月...トリオのテイストコンサートをパパっと段取りしてやっちゃいました。新しい作品を正式に演奏する前に、フルート奏者のクレアのスタジオで地元の音楽ファンの方々を呼んでお酒やおつまみ付きのフランクなコンサートをします。その際、率直な感想を聴き、本番の最終調整をします。ベースフルートという低い音のフルートとテナーサクソフォンの組み合わせが合うかどうか。オペラの編曲はどうか。リハーサルでもヒヤヒヤでしたが、お客さんの反応は上々で、面白い音楽が作れそうです。

(隙間時間で動物愛護協会SPCAの募金活動)
このような実験的な試みは、他のアーティストもやっている事を知りました。同じ職場でサモア人のピアノの先生が Solemio(サモア系NZオペラグループ
https://www.sol3mio.com/)の1人モーゼスさんとデュオでコンサートを開くというので行ってみました。どの曲もオリジナルで、人の声が建物の隅々のみならず聴衆の耳や心に届くのかと感動しました。実はピアノ譜はなくコードのみと、ピアニストがコンサート後に汗だくで話してくれました。会場はオークランド博物館の一階エントランスホール。変わった形態のコンサートも新鮮でした。自分の作品をお客さんがどう受け取るのか、それを試すチャンスに奏者として、また客として経験できた充実の六月でした。

(モーゼスさんと。皆さんに挨拶されて凄く謙虚なジェントルマンです。)
7月 クライストチャーチにあるカンタベリー大学の作曲学科の皆さんを対象にオンラインワークショップを開催しました。楽器の音色、特色、技術、曲の分析。8月9日には実際に大学に行って学生さんが作った曲を演奏してみたり、コンサートを催したりします。詳細は8月コーナーに追記します。
月末に吹奏楽の祭典、ネーピア(ティッシュで有名な)で行われました。前年はロックダウンで開催されなかったので、今年はどの団体も熱が入っていました。そこに追い討ちをかけるようにハプニングが!霧が出て飛行機の便に乱れが生じ、とんぼ帰りした奏者が続出・・・私は急遽借り出され、舞台の上で初見演奏...こんなことって...間髪入れずサクソフォン協会の四重奏を結果発表前の時間にさせて頂きました。一曲は琉球ファンタジーという安里やゆんたをアレンジした日本の曲で大変盛り上がりました。翌朝、6時間の道のりを皆でワイワイ言いながら帰り、昔懐かしいコンクールの後を思い出しました。

(生徒さんが撮ってくれた写真。盛り上がりました!)
8月...2011年の大地震から未だ復興作業が終わらない所にカンタベリー大学の音楽科があります。そんな雪の舞うクライストチャーチで、熱心な作曲家の卵達がスケッチ(短い曲のアイデア)を描き出し、それを私たちが演奏させていただくというワークショップを催しました。グラフィックスコアと呼ばれる絵のような楽譜や、自然や動物の動きを表現した曲、旅先の港のイメージを表現しタイムトラベルのように感じられる曲等、新しい感覚の世界が体験できました。夜はコンサートも行い、先週末はフル稼働の数日間を過ごしました。

(曲を発表してくれた代表の学生さんたちと)
前回までのロックダウンは落ち込んだ気分もありましたが、今回はじっくり練習したり食事を丁寧に作るのに時間を使うつもりです。主人が”Konmari method”という近藤まりえさんの番組を観せて、遠回しに私に掃除を促している気もします。レッスンがオンラインで続くので中々忙しいのです。一週間、花ちゃんと三人の生活を大事にしていきますね。
☆今日の花ちゃん

夜9時の定位置。
☆友達の子、トフィー
フルート奏者クレアの子。洗濯機を愛してやまない1歳児。

2021年03月06日
NZ便り:地震津波ロックダウン
よねやうがみんしょらー
奄美とオークランドが大体同じ天気と気温になっています。今年は月下美人の花がよく咲き、今も二つ蕾をつけています。庭のラベンダー植木を間を通ったのでしょう、定時21時、膝まくら時間に愛猫はなちゃんが天然フレグランスを香らせています。

(ダニーデン: ラーナック城)
昨日は早朝からマグニチュード8の地震、そして昼下がりまで津波警報の行方を探るという日でした。幸い大事には至りませんでした。ご心配いただいた皆様、ご連絡をくださった方々、ご丁寧にありがとうございます。どうぞご安心下さい、私は眠りが深すぎるせいか微動だに感じませんでした。万が一に備え、警報に気づくよう控えめに眠りたいと思います。
10年前のNZの地震の後は日本でも起きることがありますので、どうか何事も起きませんようにと祈るばかりです。

(クライストチャーチ大聖堂と大胆なユーモアプランター)

昨日は、地震も心配でしたが、数人のコロナ陽性者が出たため2月28日から都市封鎖中でレベル3(不要不急の外出禁止)から2(制限ありで外出可)に下がるかの発表のある日でした。都市封鎖し、多くのテストを実施したにも関わらず今日まで感染者は0。予定通り明日からはレベル2に下がり、制限はありますが通常に近い生活ができます。学校のキャンプ、市マラソン大会、ヨットの国際レースなど急にキャンセルになり、メディアでは主催者や参加者の悲壮な表情が映し出されました。確かにNZ政府はよくやっていますが、ロックダウン措置で人々の生活を止めてしまうやり方から新しい対策の道を模索する時期にあると感じています。私たちには皆、大なり小なり命を燃やして日々心も体も動かしています。ウィルスも怖い、集団感染はもっとコントロールできない、だから一気に止める方が安心というのも理解できます。今回も含め最近のオークランドの傾向はクラスターが発生してもかなり早い段階で食い止め、今回は市中感染者ゼロが毎日続きました。手洗いや消毒、公共機関でのマスク着用義務、また QRコードで訪ねた場所の把握が徹底されていることが証明されたはずです。まだ世界的には予断が許されない状況ですが、パンデミックスタートから一年経った今、もっと人間の尊厳に関わる心を大切に扱うことや日常生活、経済活動に目を向けた対策を講じるよう舵を切り替えて欲しいです。
そう私が切に願うのは、2月12日から23日までNZ南島のツアー中に起きたロックダウンで、正解なき問題に直面したからです。

もう2度も延期になったツアーがやっと始まると、ポーランド人ピアニスト・ガブリエラとNZ人フルート奏者クレアとサクソフォン担当の私三人、武者震いしながら南島南端の街インバカーギルに降り立ちました。公開リハーサルなどで地元の方々との交流を楽しみ、いざ翌日からコンサート...



(サウスランドウーメンズクラブの歴史あるピアノと会員の皆様。何から何までエレガント。
そこへ、お馴染みの首相会見が!!やめて、今だけはー!!はい、オークランドは都市封鎖、他の地域は2。私たちのツアーはリタイヤメントビレッジという高齢者が暮らす施設が主だった為、レベル2でも外部からの訪問を禁止する措置を取ります。久しぶりの生演奏を楽しみにしていた方々から、大変残念との声を聴いたり、工夫してコンサートすべきだとの意見も聴きました。(この方々は会社に直談判してコンサートをリクエストしたそうです)
14日バレンタインデー朝一番の会社からの電話は、それぞれの家に帰るようにとのこと。まず、正直者のガブリエラは怒りを露わにし、そして顔が能面のようになり口をきかなくなりました。電話を受けたリーダークレアは、私たち一人一人の考えを聞いたら折り返し連絡すると一旦切り、3度目のキャンセルを受け入れるのか、何か新しいアイデアがないかと話し始めました。七転び八起きは上等と啖呵を切った私は、たしか、政府が助成金を給付すると会見で聞いたこと、都市封鎖は3日のみということに目をつけ交渉を依頼しました。(自分では一切やらない無責任な私。英語が込み入る為、お任せした方がいいと腹をくくっています)
コンサートが出来るまで移動を続け、政府の発表を待って再開のタイミングを伺い、キャンセルになったコンサートや費用はwage subsidy(ロックダウンに伴う給付金)で申請して下さいと伝えました。会社側は「急なことだから、皆さんが希望するようにして良いですよ」と返事をいただくことができました。まだ能面顔でへの字口のため息さんのガブリエラを、どうにかして元気づけないと。私たちは街で人気のカフェに出向き、美味しいコーヒーと甘いお菓子をとりあえず食べました。あっという間にニッコリ。昔よく、母がコーヒーやお茶、お茶菓子や漬物を棚に備蓄していた理由がよく分かりました。女性はこれさえあれば上手くいくんです。今更ながら感心です。何があるか分からない道中。私はスーパーマーケットに行き甘いお菓子や果物を袋いっぱい買い込み、個性溢れる仲間との旅を明るくしようと努めました。何百回も心の中でバゲバードー(ああ、もー!)と感嘆しながら3日後の政府の発表まで、せっかくなので観光して待つことにしました。

南島南端の街インバカーギルの港。街中バイクだらけ。バイクのお祭りがあったようです。ベンペーン、パパパラパー...耳がジリジリ。

最南端地点。南極点まで...近いのかな?岩場にアシカが見られました。

ダニーデンの世界一急な坂。いい運動でした。


ラーナック城。カフェもゴージャス。

クライストチャーチのボタニックガーデン。薔薇園が満開。
結局、4つのコンサートがキャンセルになりましたが、残る8つのコンサートは無事に成し遂げることができました。
コンサートを楽しみにしていたのは私たちだけではありません。長い間外出を制限され、ようやくライブ音楽に触れた観客の方々のお顔は、それはそれはピカピカしていらっしゃいました。中には3箇所も連続で足を運んで下さった方々もいて、「まだまだ追っかけたいけど庭と旦那の世話しなきゃね」と少女のように笑って名残惜しそうに帰っていきました。中には涙を浮かべて「私たち年をとった者の為に、一生懸命演奏してくれてありがとう。また来て」とおっしゃる方も。普段、尊重されていないと感じることがおありなのでしょうか。私たちでよければいつでも伺います!
週末にはクライストチャーチのアカロアという町のアートギャラリーで演奏会をいたしました。私がNZに来て依頼、大変お世話になっている義母の友人夫妻をお招きしました。ご主人が末期の癌と宣告され、抗がん剤治療が良く効いていると話ていました。延期になって心配しましたが、元気にお二人で来てくださり、真心増量で演奏させていただきました。近くの海岸で舟漕ぎ大会が行われ、ヤンヤヤンヤとマイク放送が。奇跡的にコンサート寸前に止み、事なきを得ました。

アカロアの海辺。舟漕ぎ大会中。空の雲がたなびいています。

元気になったデイビッドおじさんと、いつも明るいキャロルおばさん。
もともと電力発電所だったギャラリー。


ホテルの部屋からの夕日。地震から10年。空だけは変わらない美しさ。
3月22日はクライストチャーチで起きた大地震の10年記念慰霊式が行われていました。日中、私たちはコンサートがありましたが、夕方まだ改築中の大聖堂へ行ってみました。街のシンボルとして凛と立つ教会は夕陽に後押しされ未来に向かって希望を含んだ表情をして頼もしく感じました。復興はまだまだ続きますが、ユーモアと明るさで新生クライストチャーチの誕生を楽しみに待ちたいと思います。
長かったツアーも馴染み深いネルソンで終わりを迎えました。ドラマクイーン気のあるクレアが血相変えて「手違いでピアノがないの!私たちは二人組でピアノは要らないという情報がいったみたい!」ドラマのカラクリを熟知している私は、確認作業にメスを入れました。「以前確かにピアノはあると確認の連絡があったよね。ピアノはあるけど、演奏会場にはない、だから移動させればいい、そういうことよね。まだ時間あるからすぐやってもらえばいいじゃない。」「それは、私の問題じゃない。ただ移動してもらうだけ。」あの能面ガブリエラが、トラブルに強くなった瞬間でした。クレアは残念ながらガブリエラの怒る顔を見て笑えませんでしたが、コンサートはツアーの最後にふさわしい出来で拍手喝采スタンディングオベーションで幕を閉じました。主人の母ジュディや近所の方々、休暇のたびにお世話になっている日本人のお友達も来てくださり、私も安心感で満たされていました。

ネルソンのシンボル、キャセドラル。

演奏前と演奏後。

名残惜しいことに、いつものように語らいの時間はありません。空港のチェックイン、レンタカー返却時間が差し迫っています。私は音楽からスーツケースの重力勝負モードにシフトし、手荷物とのバランス計算に必死でした。無事に間に合い、お互い旅を振り返る間もなく各々の街に帰りました。しばらく、演奏体制になろうと体が熱くなります。熱の冷めやらぬうちに次のツアーミーティング。バゲバードーバゲバードー!カシマシトリオ、もう姉妹のようで楽しい旅でした。ロックダウンの間に8つのコンサートを成し遂げられたことは良い財産になりました。
いつか日本に帰国できる日が来たら、三人で島に参りたいです。早くお互いの国と全世界が安心して行き来できますように...。
★今日のはなちゃん
朝日を拝む。

奄美とオークランドが大体同じ天気と気温になっています。今年は月下美人の花がよく咲き、今も二つ蕾をつけています。庭のラベンダー植木を間を通ったのでしょう、定時21時、膝まくら時間に愛猫はなちゃんが天然フレグランスを香らせています。

(ダニーデン: ラーナック城)
昨日は早朝からマグニチュード8の地震、そして昼下がりまで津波警報の行方を探るという日でした。幸い大事には至りませんでした。ご心配いただいた皆様、ご連絡をくださった方々、ご丁寧にありがとうございます。どうぞご安心下さい、私は眠りが深すぎるせいか微動だに感じませんでした。万が一に備え、警報に気づくよう控えめに眠りたいと思います。
10年前のNZの地震の後は日本でも起きることがありますので、どうか何事も起きませんようにと祈るばかりです。

(クライストチャーチ大聖堂と大胆なユーモアプランター)

昨日は、地震も心配でしたが、数人のコロナ陽性者が出たため2月28日から都市封鎖中でレベル3(不要不急の外出禁止)から2(制限ありで外出可)に下がるかの発表のある日でした。都市封鎖し、多くのテストを実施したにも関わらず今日まで感染者は0。予定通り明日からはレベル2に下がり、制限はありますが通常に近い生活ができます。学校のキャンプ、市マラソン大会、ヨットの国際レースなど急にキャンセルになり、メディアでは主催者や参加者の悲壮な表情が映し出されました。確かにNZ政府はよくやっていますが、ロックダウン措置で人々の生活を止めてしまうやり方から新しい対策の道を模索する時期にあると感じています。私たちには皆、大なり小なり命を燃やして日々心も体も動かしています。ウィルスも怖い、集団感染はもっとコントロールできない、だから一気に止める方が安心というのも理解できます。今回も含め最近のオークランドの傾向はクラスターが発生してもかなり早い段階で食い止め、今回は市中感染者ゼロが毎日続きました。手洗いや消毒、公共機関でのマスク着用義務、また QRコードで訪ねた場所の把握が徹底されていることが証明されたはずです。まだ世界的には予断が許されない状況ですが、パンデミックスタートから一年経った今、もっと人間の尊厳に関わる心を大切に扱うことや日常生活、経済活動に目を向けた対策を講じるよう舵を切り替えて欲しいです。
そう私が切に願うのは、2月12日から23日までNZ南島のツアー中に起きたロックダウンで、正解なき問題に直面したからです。

もう2度も延期になったツアーがやっと始まると、ポーランド人ピアニスト・ガブリエラとNZ人フルート奏者クレアとサクソフォン担当の私三人、武者震いしながら南島南端の街インバカーギルに降り立ちました。公開リハーサルなどで地元の方々との交流を楽しみ、いざ翌日からコンサート...



(サウスランドウーメンズクラブの歴史あるピアノと会員の皆様。何から何までエレガント。
そこへ、お馴染みの首相会見が!!やめて、今だけはー!!はい、オークランドは都市封鎖、他の地域は2。私たちのツアーはリタイヤメントビレッジという高齢者が暮らす施設が主だった為、レベル2でも外部からの訪問を禁止する措置を取ります。久しぶりの生演奏を楽しみにしていた方々から、大変残念との声を聴いたり、工夫してコンサートすべきだとの意見も聴きました。(この方々は会社に直談判してコンサートをリクエストしたそうです)
14日バレンタインデー朝一番の会社からの電話は、それぞれの家に帰るようにとのこと。まず、正直者のガブリエラは怒りを露わにし、そして顔が能面のようになり口をきかなくなりました。電話を受けたリーダークレアは、私たち一人一人の考えを聞いたら折り返し連絡すると一旦切り、3度目のキャンセルを受け入れるのか、何か新しいアイデアがないかと話し始めました。七転び八起きは上等と啖呵を切った私は、たしか、政府が助成金を給付すると会見で聞いたこと、都市封鎖は3日のみということに目をつけ交渉を依頼しました。(自分では一切やらない無責任な私。英語が込み入る為、お任せした方がいいと腹をくくっています)
コンサートが出来るまで移動を続け、政府の発表を待って再開のタイミングを伺い、キャンセルになったコンサートや費用はwage subsidy(ロックダウンに伴う給付金)で申請して下さいと伝えました。会社側は「急なことだから、皆さんが希望するようにして良いですよ」と返事をいただくことができました。まだ能面顔でへの字口のため息さんのガブリエラを、どうにかして元気づけないと。私たちは街で人気のカフェに出向き、美味しいコーヒーと甘いお菓子をとりあえず食べました。あっという間にニッコリ。昔よく、母がコーヒーやお茶、お茶菓子や漬物を棚に備蓄していた理由がよく分かりました。女性はこれさえあれば上手くいくんです。今更ながら感心です。何があるか分からない道中。私はスーパーマーケットに行き甘いお菓子や果物を袋いっぱい買い込み、個性溢れる仲間との旅を明るくしようと努めました。何百回も心の中でバゲバードー(ああ、もー!)と感嘆しながら3日後の政府の発表まで、せっかくなので観光して待つことにしました。

南島南端の街インバカーギルの港。街中バイクだらけ。バイクのお祭りがあったようです。ベンペーン、パパパラパー...耳がジリジリ。

最南端地点。南極点まで...近いのかな?岩場にアシカが見られました。

ダニーデンの世界一急な坂。いい運動でした。


ラーナック城。カフェもゴージャス。

クライストチャーチのボタニックガーデン。薔薇園が満開。

結局、4つのコンサートがキャンセルになりましたが、残る8つのコンサートは無事に成し遂げることができました。
コンサートを楽しみにしていたのは私たちだけではありません。長い間外出を制限され、ようやくライブ音楽に触れた観客の方々のお顔は、それはそれはピカピカしていらっしゃいました。中には3箇所も連続で足を運んで下さった方々もいて、「まだまだ追っかけたいけど庭と旦那の世話しなきゃね」と少女のように笑って名残惜しそうに帰っていきました。中には涙を浮かべて「私たち年をとった者の為に、一生懸命演奏してくれてありがとう。また来て」とおっしゃる方も。普段、尊重されていないと感じることがおありなのでしょうか。私たちでよければいつでも伺います!
週末にはクライストチャーチのアカロアという町のアートギャラリーで演奏会をいたしました。私がNZに来て依頼、大変お世話になっている義母の友人夫妻をお招きしました。ご主人が末期の癌と宣告され、抗がん剤治療が良く効いていると話ていました。延期になって心配しましたが、元気にお二人で来てくださり、真心増量で演奏させていただきました。近くの海岸で舟漕ぎ大会が行われ、ヤンヤヤンヤとマイク放送が。奇跡的にコンサート寸前に止み、事なきを得ました。

アカロアの海辺。舟漕ぎ大会中。空の雲がたなびいています。

元気になったデイビッドおじさんと、いつも明るいキャロルおばさん。
もともと電力発電所だったギャラリー。


ホテルの部屋からの夕日。地震から10年。空だけは変わらない美しさ。
3月22日はクライストチャーチで起きた大地震の10年記念慰霊式が行われていました。日中、私たちはコンサートがありましたが、夕方まだ改築中の大聖堂へ行ってみました。街のシンボルとして凛と立つ教会は夕陽に後押しされ未来に向かって希望を含んだ表情をして頼もしく感じました。復興はまだまだ続きますが、ユーモアと明るさで新生クライストチャーチの誕生を楽しみに待ちたいと思います。
長かったツアーも馴染み深いネルソンで終わりを迎えました。ドラマクイーン気のあるクレアが血相変えて「手違いでピアノがないの!私たちは二人組でピアノは要らないという情報がいったみたい!」ドラマのカラクリを熟知している私は、確認作業にメスを入れました。「以前確かにピアノはあると確認の連絡があったよね。ピアノはあるけど、演奏会場にはない、だから移動させればいい、そういうことよね。まだ時間あるからすぐやってもらえばいいじゃない。」「それは、私の問題じゃない。ただ移動してもらうだけ。」あの能面ガブリエラが、トラブルに強くなった瞬間でした。クレアは残念ながらガブリエラの怒る顔を見て笑えませんでしたが、コンサートはツアーの最後にふさわしい出来で拍手喝采スタンディングオベーションで幕を閉じました。主人の母ジュディや近所の方々、休暇のたびにお世話になっている日本人のお友達も来てくださり、私も安心感で満たされていました。

ネルソンのシンボル、キャセドラル。

演奏前と演奏後。

名残惜しいことに、いつものように語らいの時間はありません。空港のチェックイン、レンタカー返却時間が差し迫っています。私は音楽からスーツケースの重力勝負モードにシフトし、手荷物とのバランス計算に必死でした。無事に間に合い、お互い旅を振り返る間もなく各々の街に帰りました。しばらく、演奏体制になろうと体が熱くなります。熱の冷めやらぬうちに次のツアーミーティング。バゲバードーバゲバードー!カシマシトリオ、もう姉妹のようで楽しい旅でした。ロックダウンの間に8つのコンサートを成し遂げられたことは良い財産になりました。
いつか日本に帰国できる日が来たら、三人で島に参りたいです。早くお互いの国と全世界が安心して行き来できますように...。
★今日のはなちゃん
朝日を拝む。

2018年01月31日
最終回!奄美マダムツアーin ニュージーランド第2弾 〜タマガリ珍道中日誌〜 はっくぇ!〜

森の神 タネマフタ
最終回はこちら!!
ザ! ベスト3 はっくぇ〜珍道中事件: 1-10っくぇ
はっくぇ〜(驚きや感動、怒りなどあらゆる感情を表すのに用いられる島の感嘆詞の最上級。原級:はげぇ)
♪第2位
スーツケースの鍵を直すサリーさん
マリーさんのスーツケースの鍵が一昨日から開きません。数字は2桁のみ。品質は100均の高級品。(皆さんにツッコマれていましたが 笑笑) 全ての数字を組み合わせたり、日本のご主人に尋ねたり。はたまた缶切りで叩いたり。二階からカーンカーンという森のきこりが仕事している音が響きます。スーツケースを切って帝王切開するかしないか、そのまま帰国するか...。皆さんが半ば諦めかけた時、「開いた!万歳!」一縷の望みをかけてサリーさんが回したり引いたりしていたら開いたらしいのです。よっ、必殺仕事人!この旅数度目の万歳! 6っくぇ
♪第2位 スーツケース紛失事件再び?
最終滞在地オークランドのホリデーハウス(貸別荘)に到着し、スーツケースを下ろしてエイッサホイッサと運びこんでいると「体温計と風邪薬買ってきてほしいんばー」とお願いされたり「部屋はどうするー?」右から左から質問が飛び交います。主人に買い物をお願いし、私は東奔西走しておりましたら母が「スーツケースがない」と。ズッアズァザーッと血の気が引きました...またスーツケース。
あれこれ道中を振り返ってみたり家中探し回ったり。そこに買い物から帰った主人登場。またスーツケースが無くなったと言うと「車ノナカニアルヨ。サッキキイタラ okトイッタジャナイカ。イツモ ハナシキイテナイ! 次カラ録音シツオクカラネ!」とiphoneを私の口元に持って来ました。シマッタ!!母とスーツケースを交換したのを伝えていなかったのです!主人は私がホリデーハウスに泊まず自宅に戻ると考えたようです。(さまよえるマダムを置いて自宅になんか戻れませんよ...) それに、聖徳太子のように7人の言うことを記憶できませんから。まあ、とにかくスーツケースはあった!よかった! 8っくぇ
♪第1位 出発間際のギックリ腰 泣きっ面に蜂事件!
でぃ、空港に向かおうでぃという時に、手に腰をあて渋柿を食べた後のような表情のミランダさん。その周りに同じように心配顔のマダム達...。重いスーツケースを階段の上から階下に運ぶ最中、ピキッとなったとのこと。夏の暑さに加え脂汗と冷や汗と...もう汗のデパート状態。首からタオルをお下げになり直立不動で痛みを回避されていました。どなたかが、スーツケースベルトを腰に巻いてサポートしてみては、と御提案。応急処置にこのベルトが役立つなんて...新発想です!とにかく空港行きのシャトルに乗り、楽な姿勢で乗れる座席の変更をこころみることに。
荷物の重量を測るとなんと26kg!(そりゃ腰も痛めます。) 超過料金200ドル!泣きっ面に蜂状態。さらに渋柿二口目食べたようなお顔に。今回の災難は避けられないかもと暗い気持ちで別のカウンターへ行ってみると日本人スタッフが!!
「ああ、グループでご予約されていますから超過料金払わなくていいですよ。座席もお金払ってアップグレードしなくても今日は座席にゆとりがありますから、横になれますよ。」
マダムの中に13kgや15kgなでど荷物の軽い方々がいたおかげです!結局、お金をかけずに解決されました!
一緒に付き添っていたティンカーベルさんが涙ぐむじゃないですか!だんだん私も最後のピンチを抜けたことに感激しもらい泣きしちゃいました。
はっくぇはくぇー!!!
無限大っくぇぇぇ!
まさにメイクドラマ。今回、全てのピンチをブレイクスルーして乗り越えました。マダム皆さまのチームワークとポジティブシンキング。どうにかなる、なってきた旅でした。人生の先輩から多くを学び、ラッキーなひと時でございました。
♪追記 さよならの代わりに
名残惜しさ寂しさ達成感...皆さんと握手しながら、そんな気持ちをかみしめていたら...「あのーかしゃむちはレンジでチンするか、沸騰したおゆにパックごと入れれよぉ...」母だけが何とかしゃむちの心配! はっくぇ ばーどー。 ズッコケたさよならでした。
2018年01月31日
奄美マダムツアーin ニュージーランド第2弾 〜タマガリ珍道中日誌〜 写真集〜

(オークランドの風景。ハーバーブリッジから。)
よねやうがみんしょーら。お天道様を味方につけ、道中快晴の日々を過ごしたマダム達も、最後の最後までドラマを繰り広げて日本へ旅立ちました。ある年の(もうだいぶ前?)巨人優勝時に長島監督が発した「メイク ドラマ」が頭を回っています。困難に合っても全て怪傑解決熟女!災い転じて福となす。人を感動させる何かを持っているニコニコ会。私も生命力を叩き起こされた旅でした。詳しい小話は後ほど。さて、旅のハイライト写真に参ります。
写真の中には運転手を引き受けてくださったゴルフツアー専門家の佐井さんのものも含まれています。
(https://nzgolfcourse.com/
http://ameblo.jp/nzgolf/entry-12348213375.html)
☆Huka (泡)滝


☆Taupo湖

☆ロードオブザリングのロケ地の町 Matamata

続
2018年01月29日
奄美マダムツアーin ニュージーランド第2弾 〜タマガリ珍道中日誌〜 シャトー(お城)でプリンセス気分♡〜

(ウェリントンから国立公園の汽車の旅)
旅の始まりから珍事件続きだったのに。変な汗をかきまくりだったのに。昨日は平凡な一日で、不謹慎ながらつまらないとすら思ってしまいました。マダムの皆様、相変わらずニコニコしていらっしゃいます。
それでも、一昨日からお喉がイガイガされていた方や熱っぽかった方が、夜には一気に発熱オンパレード!ジーンさん、ジュリアさん、キンバリーさん、ちぇりーさん。高い方は39度近く出ていました。日本ではインフルエンザが流行っていたようで、出発寸前まで戦っていたとも聞きました。もしかしたら...このまま皆さんに移って私たち、共倒れ⁉︎昨夜はそんな心配の声も。まあ、ニコニコ会、そんなことでヘコタレません。幾多の難関苦難を乗り越えて来たのですから。各部屋で夜通し(?)手厚い看護を受け、朝には起き上がれるようになったのです!朝食モリモリ、笑いも出てきました。
先程は、昼ごはんの味がするぅーと感動されています。満腹後は、車内は一斉にこうべを垂れてお昼寝タイム中。やはり、不死身不死鳥でございます。

(食後の散歩道。サウンドオブミュージックの結末を思わせる草原とハシャグマダム)
昨日は世界自然遺産のトンガリロ国立公園に滞在しました。宿はお城に似たシャトーホテル。荷物を運ぶポーター、床は総絨毯、天上には豪華なシャンデリア。さすがのマダムも、場の空気を素早く感じ取り、気品に満ち溢れたお姿勢に!(発熱された方々は、緊張と知恵熱だったかもしれません...) ディナーはドレスコードがあるレストラン。軽い一張羅をお願いしましたら、我らが誇る大島紬の洋装をお召しになって、
普段のナチュラルメークとは違いあかいルージュをおひきになっていました。(発熱組)
それにしても、皆様一様に、今夜はこの城のプリンセス、と言わんばかりにお美しゅうございました。ナイフとフォークもお手の物。ワイングラスを両手で抱え、大事に飲む方も...肝心の王子?は島に置いて来られたのですが...。今日からパンチ佐藤、はたまた錦織圭、はたまた森脇健児似のチャーターバスドライバーさんも合流。マダムは...輪をかけて饒舌で声色高めでございますよ。♡

生演奏、生歌の流れる中、厳粛にナイフとフォークを扱います。
☆カイリーさん
今回急遽ショーナさんに代わって来てくださった特別ゲストです。なんと私が9歳の時に会ったっきり。だから、私は彼女にとってつい小学生扱いなことも。汽車で一緒にお手洗い探訪へ行った時のこと。「おーい、ともみちぃゃーん!トイレ、ここあるでぇ〜!」素晴らしいタイミングで閉まっていたはずの自動ドアがプシューと開き、サリーさんの声が客室中に響き渡ります。子どものころ、お世話になった方。必殺他人のフリは使えない...周りの旅人から失笑を買うこと3秒。とりあえず、車両の半ばにいた私はふり返り、必殺薄ら笑いに切り替えて「ありがとうね、通り過ぎたねー、猪突猛進だからね私。」あら、人差し指だけは唇にあてていましわ、私。目は釣り上がっていなかったかしら。カイリーちゃん、首をすくめて口を手で覆っていました。もう...可愛いから許すしかないじゃないですか...。
☆サリーさん
今回NZ初参戦のサリーさん。それなのに最難関のNZ空港セキュリティに向けて、食料係に任命されてしまいました。さすがサリーさん。沈着冷静、マダムで一番クールです。信頼絶大です。わたくしは、車内移動にて「シートベルト号令官」に任命させていただきました。今朝、朝食のメニューを全制覇!全ての味を知り尽くしていらっしゃいましたよ。おかわり3回目の母を諭します。
「キウイフルーツジュースが酸っぱいから少しだけ入れた方がいいよー」とアドバイス。少し?そんなことできません。グラスの半分は入れて戻って来たは母は、ある意味裏切らない人です。

おbenp P...失敬、御ベンツ号で出発!
2018年01月28日
奄美マダムツアーin ニュージーランド第2弾 〜タマガリ珍道中日誌〜 乙女の祈りと幾多の万歳

夜はゴキブリ体操、骨盤体操、(流行っているんでしょうか?) ファッション講座を半ば強制的に受け、朝はトリートメントや話題の化粧水(和田アキコも御用達の)などの使用順番をコンコンと母に聞かされて早数日。意外に涼しい夏ながら日差しを満喫していらっしゃるマダムたち。今日もおベンP知らず、健康体でございます。肌寒い夏のせいか喉を痛めた方もチラホラ。お喋りする声も細々。心配ではあります。
世界中日本中から私を心配されるメッセージをいただきます。ありがとうございます。大丈夫ですよ、今まさに人生の修行に身を投じている、そう言い聞かせていますから。日々成長中です。昨日も、また一つ、ドラマがございました。
クライストチャーチからウェリントンへ到着し、荷物を受け取り迎えに来たタクシーに向かおうといたしましたら、キンバリーさんのスーツケースがまだ来ないことが発覚!係に尋ねても確かに届いていると言います。違う会社のレーン、次の便のレーン。ゴムベラののれんのようなヒラヒラを皆さんで凝視しまくりました。数度目に係に聞きに行くと、紛失届を書くよう言われて万が一見つかったらホテルに届けますと書類を渡されました。そのとき、私のアンテナが鋭くピコピコサインを出します。あの係員、今お茶を濁したような、奥歯に何か詰まってるような言い方だったるぅ...クライストチャーチで載せ忘れたんじゃないかな⁈隠してる⁈しかし、クレーマーになるのも、その時間もないわ!とにかくホテルにチェックインして、様子を見よう。ふと遠目に11人のマダムたちを見ると、皆さん「下着余分に持ってきたよ、貸すよ、お金も少しなら...」などなど戻って来なかった場合の救済策を講じていらっしゃいました。その美しい友情に、つい私も目頭が熱くなり「神さまぁ、彼女は全然悪くないんです、スーツケースの中にお子さんからのプレゼントのネックレスも入っているんです、是非戻してあげて下さぁーい...」と祈りました。はげはげーまたあんたね、と思われています、絶対。でも、母のハプニングと明らかに違うのはキンバリーさんの不注意でない点。神さまはキンバリーさんの日頃の素晴らしい行いを今見直しているはず、なんて思いながら見つかる気になってきました。街を歩いて教会の十字架を見ては祈るレイチェルさん。皆さん、事あるごとに見つかるといいな...!と願う気持ちを伝えていました。口数も随分少なく(いつもより)、気丈なキンバリーさんを気づかう雰囲気に、ソフトクレーマーの私、再度空港に電話いたしました。見つかっていてくださーい...
尋ねると「ああ、あなたね、はいはい、ありましたよ。ホテルのフロントに配達しましたよ。」リラックス大国の能天気仕事人の係員(最初と違う人でしたが)、かるぅーくサラッと答えるじゃないですか。「あった!!」大学の合格発表?受験番号発見?いいえ、でも同じくらい嬉しゅうございました。紛失したスーツケースが戻って来たキンバリーさんの表情。ご家族に見せてさしあげたかったです。柔和な観音さまみたいでした。マダムの皆さん共々、山の上のオシャレなカフェで大万歳三唱いたしました。めでたし!
ちなみに、スーツケースはどこにあったか聞くと、載せ忘れだったとか...我がアンテナに狂いなし。あの係員、やはり隠していました。でも、あって本当に良かった!
今日は汽車でトンガリロ国立公園に向かっています。もう、どんなハプニングもどんと来いです。なければないのが一番ですが。

街を闊歩

国家議事堂をバックに闊歩。
面白迷言集
☆話題が飛蚊症
byミランダさん
私がピースを親指と人差し指立てたら、吉本興業に、縄跳びしながら漫才する(しそうでしない?)人がいて...ニャンコスターというとデスティニーが。
あ!羊!あ、その携帯カバーどこで買って?話題飛びまくりです。そんな母をミランダさんが「話題が飛蚊症」。うまい!
☆イケメン運転手に胸ときめいた!
ウェリントンの街並みが一望できるボタニックガーデンへ、ケーブルカーで上がっていくことに。マダムの皆さん、珍しい植物を堪能され、お茶タイム。(万歳も) そして、港街や国会議事堂、お買い物など楽しみました。そして、その夕食タイム。チェリーさんが、
「今日の、あの運転手ぅ〜シッタカッコよかったよねー'イクスキューズミー'っち言われて(注: 運転手席の入り口をしっかりふさいでいらっしゃいました。)振り向いたらッ!背っちば高くして、サングラスっちばかけて、肌っちばツルツル〜可愛いーもうハートマークきらきらよー!」胸元に指でハート作って前後させています。そこから、私も見たよ!久しぶりにときめいたーっ!もっと見ていたかった...あげ、見らんかった...黄色い、いやカラシ色の声でキャアキャア。目を閉じて、耳を軽く塞げば18歳としか思えない会話です。おワインやおビールでほんのり良い気分なガールズトーク炸裂でした。
☆ハット チョッカレット、
カッヒィ
首都ウェリントンからお城ホテルへ向かう汽車の中で、レイチェルさん、マリーさん、サリーさんと'はじめてのおつかい' にカフェ車へ!旅も4日め。ご自分で注文していただくことに。
ココアはホットチョコレート。コーヒーはそのままです。でも、キウイイングリッシュ(NZなまりの英語)を伝授いたしました。
息をうまく使いながら「ハット チョッカレット、
カッヒィ」口もとがどうしてもモゾモゾしちゃいますが、勇気を出してイザ注文...大成功!無事にあたたかいお飲み物にありつけましたよ。
満腹です。世界を股にかけて我が道を行くマダム。謹んでお世話させていただきます!
明日も続きます...
2018年01月27日
奄美マダムツアーin ニュージーランド第2弾 〜タマガリ珍道中日誌〜 ヒヤリハット!
(写真がアップできないみたいなので、後で載せますね)
うがみんしょーら。旅の舞台は首都ウェリントン。今日もマダムさんたちはニコニコ元気いっぱいでございます。ご家族ご親族、職場、ご友人の皆さま、大丈夫だりょっとー。
さて。昨日のクライストチャーチでのハプニング便りと参ります。もう、ヒヤリハットで心臓ドッキドキでした。
☆ 小走りモーニング。
「でぃ、歩き歩きさせんば。(では、徒歩でも移動していただきましょう)」
グーグルの地図で検索すると駅まで2.3km。朝の良い運動じゃがね、なんて気軽に考えたんです。汽車の出発は8:15am。チェックインは7:55までに済ませればよいので、7時に集合ときめたら、お一人、朝の出産のためなかなか出てきません。焦らせても不健康なので、10分遅れで出発しました。
歩いていくうちに、NZ生活で培われた勘からか、エラーサインが脳から発信され始めました。なんか、遠くない?まさか...!
グゥーグル先生っ⁉︎
(私、以前、温泉に行きたくて、指示どおり運転したら、森のどまん中にみちびかれた経験があるんです。以来、多少グー先生に対して慎重になっています笑。)
再度、クライストチャーチ駅を検索したら...!5km, 48ミニッツ。ワッタイム ナウ⁈ 7:30am. 間に合わない。走る?いや、平均年齢 65プラスのマダムのヒザに負担かけてしまう!歩く?遅刻間違いなし! せっかく楽しみにしているのに、ガッカリさせるわっ...。血の気がザザーっとひきました。朝の渋滞時間に、一か八かをかけて、タクシー会社に電話をかけました。オペレーターが「今すぐ3台ですか...?ベストを尽くします!」神さまにお願いしたら、「またヤーな?(また、あなたまたですか)」と言われそう。マダムたちを不安にさせてはいけません。出来るだけひきつらない顔で、タクシーを待ちました。来ましたあ!!!間に合う!!!7:40am. 私はチェックインがあるため、先に出発しました。駅には7:53amに到着!ギリギリセーフ....?あら、何この行列。チェックイン時間が過ぎても長蛇の列が出来ているじゃないですか。そうでした、ここはリラックス大国ニュージーランド。設定時間はあってないようなもの。皆まだまだ終わってないのです。ホッともしていられません。最後の一台がまだ駅に着いていないのです。携帯、どなたとも通じません。タクシー会社がある!今時GPSで確認できるはず!電話をかけてみると、もう少しで到着とのこと。よかった...。
最初から、歩き歩きなど考えずタクシーを予約していれば、朝から小走りとムダ汗をかかずに済んだはず。いや、そもそもグー先生!あなた!違う距離出したね? 待ったい。私にも非がある。島には島時間というのがあり、集合は大体30分後がお決まりだってこと、すっかり忘れてたわ。集合時間の30分前にせんばね。聡明なマダムからアドバイスいただきました。
私もおっちょこどっこい。
私としたことが。確かに母デスティニーの血が流れていることを思い知らされた出来事でした。
今日は今日で、ハプニング続き、泣き笑い、幾多の万歳三唱。その話はまたんきゃ、あしゃ。(また明日)
☆汽車の中の国際交流
ああ、なんだかお喋りに花が咲いてる...だんだん声が大きくなってるー...と思ってはいました。すると、後部の座席から背の高い白人女性がスクッと立ち上がり、マダムの10番テーブルに来るじゃないですか。人差し指を口元に持ってきて、怒りたい気持ちを何とかぎゅっと抑えて、「ちょっと小さな声で話してもらえる?」と言い放ちました!よく言った!(私が言うより10倍効果的!必殺他人のフリ。)
ハーゲハゲハゲ、チャッチャ静かにせんばねーなんてシュンとしていましたよ。塩かけられたナメクジみたいに小さくなっていましたが、忘れるんですね、すぐ。しばらくして、ちゃんと復活していました。ははは...。
これは帰りの汽車の出来事でしたが、行きは20名インド人のグループの方が輪をかけて賑やかでした。負けじとキャッキャしていたので、尚更やかましかったんだと思います。
島を離れても国際交流ますます盛んなマダム達でございました。まだまだ沢山あるんです、今回は。続きはそれぞれお尋ねになってください。ふふふ...
うがみんしょーら。旅の舞台は首都ウェリントン。今日もマダムさんたちはニコニコ元気いっぱいでございます。ご家族ご親族、職場、ご友人の皆さま、大丈夫だりょっとー。
さて。昨日のクライストチャーチでのハプニング便りと参ります。もう、ヒヤリハットで心臓ドッキドキでした。
☆ 小走りモーニング。
「でぃ、歩き歩きさせんば。(では、徒歩でも移動していただきましょう)」
グーグルの地図で検索すると駅まで2.3km。朝の良い運動じゃがね、なんて気軽に考えたんです。汽車の出発は8:15am。チェックインは7:55までに済ませればよいので、7時に集合ときめたら、お一人、朝の出産のためなかなか出てきません。焦らせても不健康なので、10分遅れで出発しました。
歩いていくうちに、NZ生活で培われた勘からか、エラーサインが脳から発信され始めました。なんか、遠くない?まさか...!
グゥーグル先生っ⁉︎
(私、以前、温泉に行きたくて、指示どおり運転したら、森のどまん中にみちびかれた経験があるんです。以来、多少グー先生に対して慎重になっています笑。)
再度、クライストチャーチ駅を検索したら...!5km, 48ミニッツ。ワッタイム ナウ⁈ 7:30am. 間に合わない。走る?いや、平均年齢 65プラスのマダムのヒザに負担かけてしまう!歩く?遅刻間違いなし! せっかく楽しみにしているのに、ガッカリさせるわっ...。血の気がザザーっとひきました。朝の渋滞時間に、一か八かをかけて、タクシー会社に電話をかけました。オペレーターが「今すぐ3台ですか...?ベストを尽くします!」神さまにお願いしたら、「またヤーな?(また、あなたまたですか)」と言われそう。マダムたちを不安にさせてはいけません。出来るだけひきつらない顔で、タクシーを待ちました。来ましたあ!!!間に合う!!!7:40am. 私はチェックインがあるため、先に出発しました。駅には7:53amに到着!ギリギリセーフ....?あら、何この行列。チェックイン時間が過ぎても長蛇の列が出来ているじゃないですか。そうでした、ここはリラックス大国ニュージーランド。設定時間はあってないようなもの。皆まだまだ終わってないのです。ホッともしていられません。最後の一台がまだ駅に着いていないのです。携帯、どなたとも通じません。タクシー会社がある!今時GPSで確認できるはず!電話をかけてみると、もう少しで到着とのこと。よかった...。
最初から、歩き歩きなど考えずタクシーを予約していれば、朝から小走りとムダ汗をかかずに済んだはず。いや、そもそもグー先生!あなた!違う距離出したね? 待ったい。私にも非がある。島には島時間というのがあり、集合は大体30分後がお決まりだってこと、すっかり忘れてたわ。集合時間の30分前にせんばね。聡明なマダムからアドバイスいただきました。
私もおっちょこどっこい。
私としたことが。確かに母デスティニーの血が流れていることを思い知らされた出来事でした。
今日は今日で、ハプニング続き、泣き笑い、幾多の万歳三唱。その話はまたんきゃ、あしゃ。(また明日)
☆汽車の中の国際交流
ああ、なんだかお喋りに花が咲いてる...だんだん声が大きくなってるー...と思ってはいました。すると、後部の座席から背の高い白人女性がスクッと立ち上がり、マダムの10番テーブルに来るじゃないですか。人差し指を口元に持ってきて、怒りたい気持ちを何とかぎゅっと抑えて、「ちょっと小さな声で話してもらえる?」と言い放ちました!よく言った!(私が言うより10倍効果的!必殺他人のフリ。)
ハーゲハゲハゲ、チャッチャ静かにせんばねーなんてシュンとしていましたよ。塩かけられたナメクジみたいに小さくなっていましたが、忘れるんですね、すぐ。しばらくして、ちゃんと復活していました。ははは...。
これは帰りの汽車の出来事でしたが、行きは20名インド人のグループの方が輪をかけて賑やかでした。負けじとキャッキャしていたので、尚更やかましかったんだと思います。
島を離れても国際交流ますます盛んなマダム達でございました。まだまだ沢山あるんです、今回は。続きはそれぞれお尋ねになってください。ふふふ...
2018年01月27日
奄美マダムツアーin ニュージーランド第2弾 〜タマガリ珍道中日誌〜

真夏のNZからうがみんしょーら。
あれから5年...感動が忘れられず、母率いる総勢11人の奄美マダムがNZの地に舞い降りました。第2の修学旅行です。英語のお名前、つけてさしあげましたので軽く復習してみますね。
デスティニーさん、キンバリーさん、ジーンさん、サリーさん(新)、チェリーさん、レイチェルさん、ミランダさん、マリーさん、ジュリアさん、ティンカーベルさん、カイリーさん(新)
ん...!ガイドの私も気分が上がってきました!
今日は南島のクライストチャーチに宿泊しております。
それにしても、わたくし、初日からすでに冷や汗4,5回かいております。ええ、旅はまだ始まったばかりなのに、です。そこで...!
☆ザ! ベスト5 タマガリ(びっくり)珍道中事件: タマ度1-10
⑤ 洗面台洗髪開始事件
突然、洗面台で髪を洗い始める母デスティニー。
「なんで、そこ?今?シャワーとなりにあるのに。」
考えられる理由は、私に新しく手に入れたトリートメントがいかに素晴らしいか説明したかったんだと思います。人を笑わせる割に娘には口下手なので、色々背中を見せて人生を教えてきてくれました。今も、洗髪には到底不向きなせまーい洗面台で、髪、シャカシャカ洗っています。でもね、今そこじゃなくても...。
タマ度1。
④荷物の札を到着前に外しちゃった事件
今回は関空からクライストチャーチへ向かったのですが、最初にチェックインを済ませた為、預け荷物の札は目的地に到着するまで剥がしてはいけないのです。
オークランドに着いて、ギャーンと勢いよく札を外すマダムを発見!「まだ、外さないで下さいね、使いますよ」と言うと御仲間がもう2名!再発行してもらえるかしら...乗り継ぎで札を外したハプニングに遭遇したことがなく、恐る恐るカウンターで聞いてみると...「ok! アイキャンプリントアウト フォーユーアゲイン!」はぁ...救世主に出会った心地でした。めでたし! タマ度5。
③ 検疫犬に懐かれた事件
25日、到着ゲート前で今か今かと待っていました。早めに到着したはずなのに、待てど暮らせど出て来ない。食品の英語リストを書いたり禁止品は避けてもらったりと、かなり慎重に準備したのに、中で何があったのか...⁉︎
無事に出て来た後、聞いてみると、可愛い犬がよく懐いているな、あら、匂い嗅いでるなと思ったら荷物を全て検査されたらしいのです!隣で同じように検査されている若い男性は、如何にも麻薬を疑われそうな風体だったとか。一体何がひかかった?
なんと、母デスティニーのメイク落とし濡れコットン!「芸能人も使っている有名な化粧品なのよーたくさんお友達からもらってーあんたにも是非...」ありがとう、ママ、まさかねひかかるとは。他のマダムもカイロに反応されボディチェックをお受けに。タマ度6
② 部屋にドロボー!?事件
夕飯から部屋にもどると、入り口がパーンと開いているじゃないですか!えー...だれが‼︎ ドロボー?「えー私かい?鍵閉めたよ〜こうやって〜」と目を丸くして口を尖がらせて言い訳する母。カードをかざすタイプの鍵は入る時だけで良いところ、閉めた後わざわざかざした様子。閉めた?いえ、また開けたんです!お貴重品を持ち歩いていたから良いものを、もし...。何も取られていませんでしたが。もう...! タマ度7
① "NZに行けないかも" 事件
24日NZ時間23時。無事にチェックインしたはずの時間になっても一向に連絡がきません。連絡してみると、携帯画面いっぱいに母の不安な顔面が写し出されるじゃないですか!聞けばパスポート表紙破損の為、カウンターで「これではニュージーランドに入国できないかもしれません。問い合わせてみます。」とひどく険しい顔で宣告されたらしいのです。写真のページでなく、表紙。損傷の程度を聞くと、ちょっとよぉと。私、必死に祈りました。「神さま、いつもい加減な母をどうかお許しくださいっ!これを機会に更生させますので、今回だけはぁ...!」
23時53分。ラインが深夜の静寂をうちやぶりました。来れる⁈来れない⁈
「通りました 万歳」
これ、何の合格発表?いいえ、晴れてデスティニーさんがNZに来れるしらせをです。脳が覚醒してしまった私は、朝の2時まで寝付けずじまい。でも、無事でなによりでした...タマ度計測不能!
それにしても。我母。何でそうなの?ときけば、わざとしているわけじゃないと答えます。怒りません、ぐっと口をしめて、笑いに変えていこうじゃありませんか!
次回へ続きます...
2016年09月02日
春はねむいので…
木蓮やフリージアが春宣言している今日このごろ。香りが島での卒業式を思い出させます。春がそこの角まで来ましたが、ソメイヨシノの開花はまだまだ先です。
我が家のラベンダーにもハナムグリさんらが訪問します。

大学の中休みで、丁寧にご飯を作ったり、溜まった本を読んだりゆっくりモード。
そういえば、歩いている途中、信号待ちで通りすがりの善い人に指摘を受けました。「これ内側ね」右腰あたりにピラピラと…白い衣服取扱絵表示が! 裏表分かりにくいデザインは困ります。急いでいたらなおのこと。「ありがとう。今はやりのファッションよ。」と御礼を申し上げました。もう、暖かいのでそのまま脱いでしまいました。
さて、9月は記念すべき10周年の月でございます。2006年9月にニュージーランドに初上陸してから約 3650日 3億1536万秒が過ぎた計算になります。当時の日記には、ブロッコリーやセロリがあまりにも美味しいと感激したり、雪帽子をかぶったサザンアルプスの美しさに心が洗われ涙ぐんだりしたことを綴っています。そうそう、カラスが見当たらないことや飛べるはずの鳥が歩道を渡るようにノンビリ歩く姿に驚いたのを覚えています。これからの10年は、外国人だからという意識は捨てる覚悟です。日本語はいつも恋しいですが、本腰入れて社会の一員として本格的に英語を母国語に近づけて深く関われるようにならなきゃなあ…とゴールを描いております。
10年目のささやかなチャレンジをしてみました。ザ!遠乗りです。オークランドから温泉地ロトルアまで往復500kmの1泊2日の旅。サクソフォンの先生宅にウィーンに帰国前のモイッツァちゃんと突撃御宅訪問(笑)


Red wood forest


神秘的な森の泉
銀のオノと金のオノを落としたら…中から出て来る女神様がハッキリ見えちゃいます。

ロトルアミュージーアム。シドニーのオペラハウスについで南半球で二番目によく観光客が記念撮影する場所、らしいです。
夜は、ジャパニーズクッキングレッスン。
巻き寿司、揚げ出し豆腐、蓮根チップス、かき揚げ、エビのお好み焼き。枝豆に日本酒…まるで居酒屋!



食後はお茶を立ててみることに。みなさん日本大好きで、神妙な面持ちでございました。
翌日はオークランドに戻り西海岸のWhaipu beachへ。
丘に登ると地上絵発見!どなたがお描きになったのでしょう。未確認飛行物体をキョロキョロと捜してみたくなりました。

今ごろモイッツァちゃんはウィーンに到着しているでしょうね…。つぎは私がいく番です。いつかきっと、音楽の都へ!
✳︎今日のコタロー

春眠暁を覚えず…ときおりイビキが聴こえます。
台風が多い季節です。皆さん、どうか気を付けられてくださいね。m(_ _)m
我が家のラベンダーにもハナムグリさんらが訪問します。

大学の中休みで、丁寧にご飯を作ったり、溜まった本を読んだりゆっくりモード。
そういえば、歩いている途中、信号待ちで通りすがりの善い人に指摘を受けました。「これ内側ね」右腰あたりにピラピラと…白い衣服取扱絵表示が! 裏表分かりにくいデザインは困ります。急いでいたらなおのこと。「ありがとう。今はやりのファッションよ。」と御礼を申し上げました。もう、暖かいのでそのまま脱いでしまいました。
さて、9月は記念すべき10周年の月でございます。2006年9月にニュージーランドに初上陸してから約 3650日 3億1536万秒が過ぎた計算になります。当時の日記には、ブロッコリーやセロリがあまりにも美味しいと感激したり、雪帽子をかぶったサザンアルプスの美しさに心が洗われ涙ぐんだりしたことを綴っています。そうそう、カラスが見当たらないことや飛べるはずの鳥が歩道を渡るようにノンビリ歩く姿に驚いたのを覚えています。これからの10年は、外国人だからという意識は捨てる覚悟です。日本語はいつも恋しいですが、本腰入れて社会の一員として本格的に英語を母国語に近づけて深く関われるようにならなきゃなあ…とゴールを描いております。
10年目のささやかなチャレンジをしてみました。ザ!遠乗りです。オークランドから温泉地ロトルアまで往復500kmの1泊2日の旅。サクソフォンの先生宅にウィーンに帰国前のモイッツァちゃんと突撃御宅訪問(笑)


Red wood forest


神秘的な森の泉
銀のオノと金のオノを落としたら…中から出て来る女神様がハッキリ見えちゃいます。

ロトルアミュージーアム。シドニーのオペラハウスについで南半球で二番目によく観光客が記念撮影する場所、らしいです。
夜は、ジャパニーズクッキングレッスン。
巻き寿司、揚げ出し豆腐、蓮根チップス、かき揚げ、エビのお好み焼き。枝豆に日本酒…まるで居酒屋!



食後はお茶を立ててみることに。みなさん日本大好きで、神妙な面持ちでございました。
翌日はオークランドに戻り西海岸のWhaipu beachへ。
丘に登ると地上絵発見!どなたがお描きになったのでしょう。未確認飛行物体をキョロキョロと捜してみたくなりました。

今ごろモイッツァちゃんはウィーンに到着しているでしょうね…。つぎは私がいく番です。いつかきっと、音楽の都へ!
✳︎今日のコタロー

春眠暁を覚えず…ときおりイビキが聴こえます。
台風が多い季節です。皆さん、どうか気を付けられてくださいね。m(_ _)m
2016年01月29日
古都トコトコ
「奄美大島115年ぶりの雪、ってニュースでやってますよ!」と伝書が届きに届いたこの一週間。皆様風邪など召されていませんでしょうか。
只今、所用で帰国し関西に滞在中ですが寒波にビックリ仰天でした。寒さを忘れて雪遊びをした子どもたちも多かったでしょうね。雪だるまや鎌倉や雪景色に童心に返ったり、はたまた交通機関のダイヤの乱れに翻弄されたりという方々も多かったのでは。暖冬と言われつつ、春の準備に欠かせない寒さは必ずやってくるんですね。伯母がこうべを垂れた水仙を眺めて「暖冬だったからシャンとしてないなあ。ぐっと厳しい冬があるから綺麗で香良くさくんやで。」と。「雪中花(せっちゅうか)」雪の中でも春の訪れを告げることからこう呼ばれる水仙ですが、気温に混乱して「どっちやねん…!」と頭をもたげているのかもしれませんね。
先月初めは海水浴していた私は、靴下三枚重ねにカイロペタペタで皮膚に寒くない寒くないと言って聞かせます。
そんな中で見つけた春の訪れを少しおすそわけします。

京都の北野天満宮。学問の神様菅原道真公で知られ、梅苑でも有名です。少しつぼみがほころび始めたところでしょうか。

書き初めの展示。幼い子どもたちの力強さに感動!


こちらは法隆寺の五重塔。伯母宅から歩いて駅に向かう途中に通り抜けます。


http://www.horyuji.or.jp/gojyunoto.htm
法隆寺のwebページによると、釈尊の遺骨を奉安するためのもので仏教寺院において最も重要な建物とされているそうです。高さは約31.5メートル(基壇上より)で、わが国最古の五重塔として知られています。世界遺産、法隆寺。斑鳩の里は風情があって懐かしいですね。

土壁も趣があります。数年前、近所の中学生が落書きをしたという事件があったようで…!ところが建築物にも昔々の落書きがあるらしくこちらは重宝されているとか。法隆寺五重塔初層天井組木落書(ほうりゅうじ ごじゅうのとう しょそうてんじょうくみき らくがき)。若い宮大工がしたようで、“奈尓”??? “奈尓波都尓佐久夜己”と 判読されたとか。
どうして若い時は落書きしたくなるんでしょうね。不思議…。
来週は立春。はーるよこいっ、と願いつつ、コタツや鍋料理楽しんでみてください。
★今日のコタさん

ママはどこ?にゃにゃにゃにゃー⁈一足先に帰った主人に猫語で一生懸命話してたみたいです。いや、忘れられてたりして……>_<…

第一秘書。コピーありませんか。お茶出しましょうか。肩モミましょうか…そんなわけなく、紙が出て来るのを見計らい中。遊ぶ気満々。早く会いたいです!
只今、所用で帰国し関西に滞在中ですが寒波にビックリ仰天でした。寒さを忘れて雪遊びをした子どもたちも多かったでしょうね。雪だるまや鎌倉や雪景色に童心に返ったり、はたまた交通機関のダイヤの乱れに翻弄されたりという方々も多かったのでは。暖冬と言われつつ、春の準備に欠かせない寒さは必ずやってくるんですね。伯母がこうべを垂れた水仙を眺めて「暖冬だったからシャンとしてないなあ。ぐっと厳しい冬があるから綺麗で香良くさくんやで。」と。「雪中花(せっちゅうか)」雪の中でも春の訪れを告げることからこう呼ばれる水仙ですが、気温に混乱して「どっちやねん…!」と頭をもたげているのかもしれませんね。
先月初めは海水浴していた私は、靴下三枚重ねにカイロペタペタで皮膚に寒くない寒くないと言って聞かせます。
そんな中で見つけた春の訪れを少しおすそわけします。

京都の北野天満宮。学問の神様菅原道真公で知られ、梅苑でも有名です。少しつぼみがほころび始めたところでしょうか。

書き初めの展示。幼い子どもたちの力強さに感動!


こちらは法隆寺の五重塔。伯母宅から歩いて駅に向かう途中に通り抜けます。


http://www.horyuji.or.jp/gojyunoto.htm
法隆寺のwebページによると、釈尊の遺骨を奉安するためのもので仏教寺院において最も重要な建物とされているそうです。高さは約31.5メートル(基壇上より)で、わが国最古の五重塔として知られています。世界遺産、法隆寺。斑鳩の里は風情があって懐かしいですね。

土壁も趣があります。数年前、近所の中学生が落書きをしたという事件があったようで…!ところが建築物にも昔々の落書きがあるらしくこちらは重宝されているとか。法隆寺五重塔初層天井組木落書(ほうりゅうじ ごじゅうのとう しょそうてんじょうくみき らくがき)。若い宮大工がしたようで、“奈尓”??? “奈尓波都尓佐久夜己”と 判読されたとか。
どうして若い時は落書きしたくなるんでしょうね。不思議…。
来週は立春。はーるよこいっ、と願いつつ、コタツや鍋料理楽しんでみてください。
★今日のコタさん

ママはどこ?にゃにゃにゃにゃー⁈一足先に帰った主人に猫語で一生懸命話してたみたいです。いや、忘れられてたりして……>_<…

第一秘書。コピーありませんか。お茶出しましょうか。肩モミましょうか…そんなわけなく、紙が出て来るのを見計らい中。遊ぶ気満々。早く会いたいです!
2015年09月11日
春クルル 旅スルル

NZでは9月は春の始まり。そうはいうものの、巷で風邪が流行り、今夜も冷たく重い雨が屋根をボンボン打ち付けています。栃木の鬼怒川決壊のニュースがこちらでも報じられています。豪雨や洪水など自然の力の怖さをひしひしと感じずにはいられません。被災された方々の恐怖を慮ると胸が締め付けられます。

明日こそ、洗濯せんば…と天気予報とにらめっこしている私の悩みなどあまりに些細なことです。
さて、晴れ間を待つわけにはいかないのが、海外からの旅人たち。今回のカウチサーフィンのお客さんは、ドイツから初々しい18歳の男女。去年来たクレメンス君の弟ルーカス君と友人のマラさん。高校を卒業してすぐだとか。二人はボーディングスクール生(学生寮生)で旅友達。(カップルではないと…後に知り仰天!)
大学スタート前に一年間海外で経験を積みたいと考えNZにやってきました。
ドイツのお酒と地元の町並み写真集(英訳版)をお土産に頂きました。どんなところから来たのかイメージが湧き、行ってみたくなるもの。私も奄美の写真集を手元に置こうと見習いました。

思い立って一日観光に連れ出しました。この日の空には、雲がたなびいていました。「マオリ語でニュージーランドはaotearoaといってね、白く長い雲がたなびく国、という意味なんだよ」とウンチクを語ってみました。

やはり子羊は必見!一匹だけメーメー…メーメー鳴き続ける子羊ちゃんが。はぐれたようで母さん羊を呼んでいますが、返事は一向にありません。違う母さんに出くわすと「うちの子じゃないわね!」と厳しく追い払われてしまいます。5分後ようやく再会を果たし、尻尾を小型扇風機のように回しお乳を飲んでいました。嬉しかったんでしょうね…。一件落着。

夜はナイトマーケットに連れていきました。マラさん、なんと、クレープとマンゴーシェイクを夕飯にしていました。甘いのに目がないご様子。私は日本のBentou boxです、勿論。

私もあちらも英語が第二外国語。手持ちのボキャブラリーでペラペラと会話をかわすには心もとないレベルです。何度も間が空き、どうしたものかと考えていると、言語なんて御構い無しのコタロー登場。猫好きは互いの共通点だったので滞在最終日に心がほぐれ始めました。NZ旅生活を始動させた二人に幸あれ!
★今日のコタロー
雨の日は、彼を可愛くさせます。ポージング得意日!

ドナドナドーナドーナ…コネコヲ ノーセーテー

ボクノネ エサ カラッポ。さっきあげたがね!と私はしらんふり。

アゴノ シロイトコ ナデテ…
はいはい。

ネコゼ キョウセイ ストレッチ。
箱入り息子、待ちぼうけ。晴れたらいいね…。
追伸 フリージアの季節。奄美の卒業式の記憶を呼び起こす香りがします。懐かしいですね…

2015年01月10日
里帰りNZ紀行 ネイチャーワールド

明けましておめでとうございます。今年も島っちゅの目で異国生活をとらえて参ります。少しでもご一緒に味わっている錯覚に陥ってくだされば、これ幸いです。
遅ればせながら、新年のご挨拶にNZの美しい自然体験をお裾分けさせていただきます。
Come with me.
(南島中北部)
2014年歩き納め。昼食ポイントより。マウントジェームスの小川のせせらぎとマイナスイオンをイメージされてください。
2015年初山登り。山頂より。
鳥のさえずりと目下に広がる牧歌的風景をお楽しみくださいませ。

温泉地のHanmer Springsにて。温泉に入っていると雷とにわか雨が遠くから近づいてくるではないですか。ずぶ濡れの後身支度を済ませ駐車場へ。道ゆく人が一様に空を仰いでいました。大きなふたえの虹がにょっきり。虹が反射して二重になるため配色が鏡のよう。

Chaffinch チャフィンチ : ズアオアトリという鳥が私たちの足元に急接近。街中白昼堂々と。誰かが落としたポテトフライをついばんでいました。鳥の世界も木の実よりファストフードなのか…。
大晦日以外はキャンプでテントに寝袋生活だったお陰で、腰痛が完治しました。義父のアドバイスは的中したわけですが、長年日本で煎餅布団に慣れていたお陰でもあります。

オットセイの生息地。赤ん坊に授乳する母さんや、オス同士小競り合いをする姿が何とも愛らしいのです。いつまでも眺めていたかった…
この地をKaikouraといい、マオリの言葉でKai-食べ物、koura-イセエビ、
つまり、イセエビを食べる意味のごとく名産地なのです。食べたかったのですが、高価なため断念…。

Kaikoura半島からの眺め。雲がカーテンを引いたような空。海に山に恵まれた観光地です。








こうして年を越すことに身も心も慣れてきました。奄美の大晦日や三献も懐かしいですが、ホームシックばかりかかっては身が持たないので、この地に根を生やし始めねばと思ったところです。
追伸: 幌馬車競馬 大当たり!
普段賭事など一切しないのですが、地域のイベントを盛り上げようと5ドルだけかけてみました。10番アリゾナアトム。何と!的中!7ドル50セントゲット。チマチマと楽しみました。


2014年12月24日
里帰りNZ紀行ネルソンXmas
メリークリスマスうがみんしょーらーん。
4時間早めに聖日を迎えました。陽射しがピリッピリ痛いニュージーランドから、近況をお伝えします。

このために一年間仕事をがんばってきたんだよ。
あまりに楽園すぎる風景に毎年戸惑う私をよそに、休暇めがけて汗水垂らして働いてきた主人の声は深みがありました。日に二度泳いでいます。
珊瑚礁やカラフルな魚なしでは、泳ぐ気になれないのですよ、島っちゅの皆さん、他の地域で泳いだこと、ありますか?冷たすぎるんです、水が。という言い訳をしつつ、読書三昧。


キャンプ場はまだまだ空いていました。テントが反響板の役割を果たし、各々のおしゃべりがクリアに聴こえてきます。決して盗み聴きしているわけではありません。丸聞こえなんです。朝はメニューはどうするか、昼は若者が若向きの歌を何やらくちずさみ、夜は9:30pmくらいまで子どもたちがフリスビーや自転車遊び。夜中は誰かのイビキが何となく聴こえてくるのです。慣れとは素晴らしいものです。ほとんど気になりません。むしろ、大自然の中で、ひとつ星空の下で、台所やバスルーム、広場を共有して他愛ないおしゃべりし合う方が価値があるように感じます。鳥も虫も私をあまり怖がりません。


こちらも恒例、ボーイズンベリー摘み。ついつい摘み食い。指が紅く染まります。

そして、24日はネルソンのシンボル、クライストチャーチ教会主催のクリスマスキャロル。観光客が多い時期でもあり、外国人も楽しめるイベントです。神父さんが旅人にそれぞれの言語の「メリークリスマス」をインタビューする時間は胸がジーンとなります。隣に座る初めて会う人々と同じ歌を歌う…言葉も文化も違うけどひとつのメロディを。


恒例コースの締めは、デコレーションハウス訪問。個人宅ですよ、この規模で。
毎年少しずつ増え多くの人を喜ばせています。
明日は朝から寿司を巻き、親戚や家族の親しい友人に挨拶回りです。日本のお正月に匹敵する重要行事です。毎年同じ事をできるのも健康あってこそです。今月は義理の母が入退院を繰り返したこともあって、伝統行事を共に過ごせることを心から喜びました。
皆様、他愛ないブログにお付き合い頂き感謝感激の極みです。2015年もまたうがみしょーろ。明るく元気によいお年を!
☆今日のコタロー
ゲスト:ウサジンジャー


コタローよりも尻尾が5センチは短いと思われるウサギ猫が接近。生姜色なのでウサジンジャー。体がベリーの香りを放っていました。
前回の解答
☀︎セブン エイト(ate 食べた)ナイン
6は7を恐れている…
☀︎サンタさんは黒帯だから
こういうジョークが、受けるらしいのですよ…なるほど。
4時間早めに聖日を迎えました。陽射しがピリッピリ痛いニュージーランドから、近況をお伝えします。

このために一年間仕事をがんばってきたんだよ。
あまりに楽園すぎる風景に毎年戸惑う私をよそに、休暇めがけて汗水垂らして働いてきた主人の声は深みがありました。日に二度泳いでいます。
珊瑚礁やカラフルな魚なしでは、泳ぐ気になれないのですよ、島っちゅの皆さん、他の地域で泳いだこと、ありますか?冷たすぎるんです、水が。という言い訳をしつつ、読書三昧。


キャンプ場はまだまだ空いていました。テントが反響板の役割を果たし、各々のおしゃべりがクリアに聴こえてきます。決して盗み聴きしているわけではありません。丸聞こえなんです。朝はメニューはどうするか、昼は若者が若向きの歌を何やらくちずさみ、夜は9:30pmくらいまで子どもたちがフリスビーや自転車遊び。夜中は誰かのイビキが何となく聴こえてくるのです。慣れとは素晴らしいものです。ほとんど気になりません。むしろ、大自然の中で、ひとつ星空の下で、台所やバスルーム、広場を共有して他愛ないおしゃべりし合う方が価値があるように感じます。鳥も虫も私をあまり怖がりません。


こちらも恒例、ボーイズンベリー摘み。ついつい摘み食い。指が紅く染まります。

そして、24日はネルソンのシンボル、クライストチャーチ教会主催のクリスマスキャロル。観光客が多い時期でもあり、外国人も楽しめるイベントです。神父さんが旅人にそれぞれの言語の「メリークリスマス」をインタビューする時間は胸がジーンとなります。隣に座る初めて会う人々と同じ歌を歌う…言葉も文化も違うけどひとつのメロディを。


恒例コースの締めは、デコレーションハウス訪問。個人宅ですよ、この規模で。
毎年少しずつ増え多くの人を喜ばせています。
明日は朝から寿司を巻き、親戚や家族の親しい友人に挨拶回りです。日本のお正月に匹敵する重要行事です。毎年同じ事をできるのも健康あってこそです。今月は義理の母が入退院を繰り返したこともあって、伝統行事を共に過ごせることを心から喜びました。
皆様、他愛ないブログにお付き合い頂き感謝感激の極みです。2015年もまたうがみしょーろ。明るく元気によいお年を!
☆今日のコタロー
ゲスト:ウサジンジャー


コタローよりも尻尾が5センチは短いと思われるウサギ猫が接近。生姜色なのでウサジンジャー。体がベリーの香りを放っていました。
前回の解答
☀︎セブン エイト(ate 食べた)ナイン
6は7を恐れている…
☀︎サンタさんは黒帯だから
こういうジョークが、受けるらしいのですよ…なるほど。
2014年12月21日
里帰りNZ紀行 ウェリントン〜ピクトン〜ネルソン
馬が羊に干支の座をバトンタッチするまで10日程となりました。

私は里帰りしております。里帰り中しばしば起こる身体の軋みを伴って…。人生初の長期型腰痛発症。on&offの痛みの波があります。これまで過去、キウイフルーツアレルギー、膀胱炎、モノモライ等抱えて参りましたがどうにか上手く付き合います。
さて、オークランドから車で8時間かけて首都ウェリントンへ南下いたしました。
友人宅でささやかなクリスマス前祝い。
チキン胸肉にサワークリームを挟み、生ハム巻いてローストしたものに、バナナローフバニラアイス添え。たまには人にもてなされるべきですね。感謝感激!最高に満たされた晩でした。


彼らのお宅には立派なコーヒーマシンが!凄いこだわり用。そして美味しいカプチーノもいただきました。

翌朝、街ブラへ。
駅の柱が小洒落たXmasモード系。

ベタですが、苗字が通りの名に。関係性は明らかではありませんが無性にテンション上がります。


車で乗船待ち中、キウイサンタが…。青い体に浮かれたサングラス。子どもたちを喜ばせていました。

映画を1本半にマフィンと紅茶で快適な海の旅を終えて、Picton(ピクトン)に到着。南島の玄関口です。翌朝、妹から画像が届きました。丁度、テレビでやっていたと。ビクトリアンな建物を残した情緒溢れる港町です。
明日から2泊3日でキャンプへ参ります。「マットに真っ直ぐ寝るから腰痛には良いかも!庭のネギやらレタスやら持ってけ〜」義理父グレアムが世話を焼いています。てるてる坊主、作るといたします。
☆今日のコタロー
ゲスト…空似ソラちゃんことOWL

友人宅の猫ちゃんメス2歳。コタローより少し小さくてフレンドリー。私の手をペロペロ。この後、ガサガサと夜の排泄をして砂かけシーンを披露。初めてのこととか。リラックスモードで歓迎してくれました。 » 続きを読む

私は里帰りしております。里帰り中しばしば起こる身体の軋みを伴って…。人生初の長期型腰痛発症。on&offの痛みの波があります。これまで過去、キウイフルーツアレルギー、膀胱炎、モノモライ等抱えて参りましたがどうにか上手く付き合います。
さて、オークランドから車で8時間かけて首都ウェリントンへ南下いたしました。
友人宅でささやかなクリスマス前祝い。
チキン胸肉にサワークリームを挟み、生ハム巻いてローストしたものに、バナナローフバニラアイス添え。たまには人にもてなされるべきですね。感謝感激!最高に満たされた晩でした。


彼らのお宅には立派なコーヒーマシンが!凄いこだわり用。そして美味しいカプチーノもいただきました。

翌朝、街ブラへ。
駅の柱が小洒落たXmasモード系。

ベタですが、苗字が通りの名に。関係性は明らかではありませんが無性にテンション上がります。


車で乗船待ち中、キウイサンタが…。青い体に浮かれたサングラス。子どもたちを喜ばせていました。

映画を1本半にマフィンと紅茶で快適な海の旅を終えて、Picton(ピクトン)に到着。南島の玄関口です。翌朝、妹から画像が届きました。丁度、テレビでやっていたと。ビクトリアンな建物を残した情緒溢れる港町です。
明日から2泊3日でキャンプへ参ります。「マットに真っ直ぐ寝るから腰痛には良いかも!庭のネギやらレタスやら持ってけ〜」義理父グレアムが世話を焼いています。てるてる坊主、作るといたします。
☆今日のコタロー
ゲスト…空似ソラちゃんことOWL

友人宅の猫ちゃんメス2歳。コタローより少し小さくてフレンドリー。私の手をペロペロ。この後、ガサガサと夜の排泄をして砂かけシーンを披露。初めてのこととか。リラックスモードで歓迎してくれました。 » 続きを読む
2014年01月23日
散歩小径
本茶峠の緋寒桜はもう咲きましたか。こちらは盛夏を迎えたわけですが、蝉が思い出したかのように鳴く感じです。
ニュージーランドに住んで丸7年半ほど。やっと「ホリデー」なるものを罪悪感なしに過ごせるようになりました。リラックスのコツを掴んだわけです。今回、キャンプ3箇所参りました。初のガイドなしカヤックで近くの島に行き、アザラシの赤ちゃんに対面もいたしました。ワイルド路線まっしぐらでございます。
その話はまたの機会まで寝かしておくとします。今日は、毎朝日課にしていた散歩の小径をコッソリ教えちゃいます。

まず、丘の中腹まで眠気まなこと鉛足を持って上がります。数えるのもはばかられる心臓破りの坂。

ひと段落しても、まだまだ続く怪段!設計した人、何を考えていたのでしょう。太ももの表から悲鳴が聞こえてきそうです。この怪段を涼し気な顔で3往復する人が…本当にアンビリバボーです。

息も絶え絶え頂上に辿り着くと、あらあら、そこは近未来ホビット村?街並みに癒され、丘を下ってまいります。



浜でヨガをしているグループを眺めたり、飼い主そっくりな犬の散歩を観察したり、ジョギングやウォーキングをしている人に挨拶したり。小径は狭いので、譲りながら言葉を交わすのも一つの楽しみです。



一つの小径をぴょこっと抜けると、道路に繋がります。色々、家を見ながら未来のマイハウスを妄想します。


ここが一番のお気に入り小径です。木々がトンネルを作り、その先に光が私たちを導いてくれている錯覚に陥ってしまいます。数分、不思議な国のアリス気分。下ると海へ続くため水着姿で帰宅する人とすれ違うことも。ワイルド〜と胸の内で呟くのです。

ビーチを通って…

フィールドを抜けて、ようやく帰宅。ざっと1時間半かけて散歩をつつがなく終了するわけですが、一日のエネルギーのほとんどを費やすため、日中は節電モードなんです。
4週間ほぼ毎日続けました。ウキウキと体重計に乗りましたら、何と痩せているはずが全く変わらず代わりに足が逞しくなりました。益々大地を踏みしめて、人生闊歩します。
☆今日のコタロー

「コター!」言葉を覚えたての、ホダカ君は、コタローが大好き。コタローはエネルギッシュな子どもにいつも圧倒され、内弁慶発覚!片想いされている??
ニュージーランドに住んで丸7年半ほど。やっと「ホリデー」なるものを罪悪感なしに過ごせるようになりました。リラックスのコツを掴んだわけです。今回、キャンプ3箇所参りました。初のガイドなしカヤックで近くの島に行き、アザラシの赤ちゃんに対面もいたしました。ワイルド路線まっしぐらでございます。
その話はまたの機会まで寝かしておくとします。今日は、毎朝日課にしていた散歩の小径をコッソリ教えちゃいます。

まず、丘の中腹まで眠気まなこと鉛足を持って上がります。数えるのもはばかられる心臓破りの坂。

ひと段落しても、まだまだ続く怪段!設計した人、何を考えていたのでしょう。太ももの表から悲鳴が聞こえてきそうです。この怪段を涼し気な顔で3往復する人が…本当にアンビリバボーです。

息も絶え絶え頂上に辿り着くと、あらあら、そこは近未来ホビット村?街並みに癒され、丘を下ってまいります。



浜でヨガをしているグループを眺めたり、飼い主そっくりな犬の散歩を観察したり、ジョギングやウォーキングをしている人に挨拶したり。小径は狭いので、譲りながら言葉を交わすのも一つの楽しみです。



一つの小径をぴょこっと抜けると、道路に繋がります。色々、家を見ながら未来のマイハウスを妄想します。


ここが一番のお気に入り小径です。木々がトンネルを作り、その先に光が私たちを導いてくれている錯覚に陥ってしまいます。数分、不思議な国のアリス気分。下ると海へ続くため水着姿で帰宅する人とすれ違うことも。ワイルド〜と胸の内で呟くのです。

ビーチを通って…

フィールドを抜けて、ようやく帰宅。ざっと1時間半かけて散歩をつつがなく終了するわけですが、一日のエネルギーのほとんどを費やすため、日中は節電モードなんです。
4週間ほぼ毎日続けました。ウキウキと体重計に乗りましたら、何と痩せているはずが全く変わらず代わりに足が逞しくなりました。益々大地を踏みしめて、人生闊歩します。
☆今日のコタロー

「コター!」言葉を覚えたての、ホダカ君は、コタローが大好き。コタローはエネルギッシュな子どもにいつも圧倒され、内弁慶発覚!片想いされている??
2013年08月25日
クライストチャーチの復興

南島もニュージーランドのアイコン。二人のホームステイガールズに親戚特別体験をとクライストチャーチのジャネット叔母さん宅に招待しました。
震災後の街を少し歩きました。

クライストチャーチ大聖堂は街のシンボルで、旅の途中で友人と待ち合わせしたり、妹夫婦と建築の美しさを堪能したり、思い出がいくつかありました。街には花が溢れ観光客で賑わい、広場には大道芸が練り歩き、若者が音楽を奏でてバスキングをし…。もとの風景が無いことに悲しみを覚えます。復興が出来るだけ速やかに進み、新生クライストチャーチが戻ることを祈ってやみません。

以前の大聖堂。

郊外にも震災の爪痕が。

空だけは地震にも壊せない。

昨日は、Hanmer Springsという温泉地へ。道中、仔羊も見られました。ため息が出っ放しの広い空…。

義理の従兄弟やジャネット叔母さんの友人がパーティーを催してくれるというので、日本食代表巻き寿司を用意するガールズ。

折り紙、鬼ごっこ、だるまさんが転んだ等従兄弟の子どもたちと遊ぶガールズ。私は、邪魔をしないように、シニアテーブルで世間話に花を咲かせることにしました。
去り難し 異国に出来た 家族かな
ホームステイ川柳が一句。帰りの飛行機では、家族について卒業後について未来について…話が止まらず着陸時の振動も気にしないくらいでした。
何かを掴みに親元を離れてうちを訪ねる若者に、「はい、これがあなたの欲しいもの」と渡すことは出来なくとも「思い切りやればいい。私たちはいつもここにいて応援してるから」とは言えます。滞在の計画や目標設定をしたり色々な人に出会ううちに、何か自分なりに掴んでくれたら嬉しいですね。
そうそう、ガールズがNZに来る経由地台湾で出会ったドイツ人のイザベラがジャネット叔母さん宅にホームステイしているリアの友人で、温泉地で偶然再開出来たのも、感動的でした。
日本帰国まで4日。ホストマザーを楽しみます。
☆今日のコタロー

女の子好き発覚!構ってボーイポーズ…。母は呆れています。
2013年07月21日
白熊
夏休みに入った頃でしょうか。花火大会、海水浴、バーベキュー、スイカ割り。夏の風物詩が脳裏をかけめぐります。
今日、夕方5時過ぎにマグニチュード6.5の地震がそう遠くない場所でありました。昨日の朝もあり、少し気掛かりです。ネルソンでホリデーを過ごして、オークランドに戻る途中ですがウェリントン空港で少々遅れた飛行機を待っています。脳内避難訓練をして、万が一の事態に備えることに…。
暑い日本に、涼しい写真を。

映画「ラストサムライ」で富士山役を演じたタラナキ山。ネルソンに向かう飛行機から綺麗な雪化粧が見えました。カキ氷の「白熊」に見えてくるから不思議です。トッピングは…いけません、いけません。すぐ食べ物に走るのは。

そうそう。久しぶりにがっつり日本語の活字に入りこんでいます。村上春樹の「1Q84」。旦那バリーは英訳版を同時に読んでいます。「今どこ?」互いに聞きてはネタが明かされない程度にHaruki worldの話しています。このスタイルは初めてですね。夫婦共通の話題作りにはなかなか良いです。

☆今日のコタロー
ゲスト ミーアキャット

再来週に東京から30人ほど高校生が短期留学に来るため、動物園に仕事の下見に言ったところ、思いの他楽しんでしまいました。
陽光を体いっぱい浴びるミーアキャットたち。まるで、瞑想している様。動物の習性に好奇心が湧きあがります。
今日、夕方5時過ぎにマグニチュード6.5の地震がそう遠くない場所でありました。昨日の朝もあり、少し気掛かりです。ネルソンでホリデーを過ごして、オークランドに戻る途中ですがウェリントン空港で少々遅れた飛行機を待っています。脳内避難訓練をして、万が一の事態に備えることに…。
暑い日本に、涼しい写真を。

映画「ラストサムライ」で富士山役を演じたタラナキ山。ネルソンに向かう飛行機から綺麗な雪化粧が見えました。カキ氷の「白熊」に見えてくるから不思議です。トッピングは…いけません、いけません。すぐ食べ物に走るのは。

そうそう。久しぶりにがっつり日本語の活字に入りこんでいます。村上春樹の「1Q84」。旦那バリーは英訳版を同時に読んでいます。「今どこ?」互いに聞きてはネタが明かされない程度にHaruki worldの話しています。このスタイルは初めてですね。夫婦共通の話題作りにはなかなか良いです。

☆今日のコタロー
ゲスト ミーアキャット

再来週に東京から30人ほど高校生が短期留学に来るため、動物園に仕事の下見に言ったところ、思いの他楽しんでしまいました。
陽光を体いっぱい浴びるミーアキャットたち。まるで、瞑想している様。動物の習性に好奇心が湧きあがります。
2013年05月03日
カウチサーフィン☆ナイトマーケット&フェアウェル

♪ 旅は道連れ 世は情け
NZよいとこ 一度はおいで ♪
秋も深まりつつあるNZからこんにちは。
先ほど、カウチサーフィン御利用の独青年ヤン&ヤニックが次なる目的地へ向かいました。8ヶ月滞在したNZ。去り難い様子でした。『最後の皿洗い』『最後のフリスビー』『最後の晩餐』…とつぶやいていました。
ナイトマーケットにて、NZラストの晩餐を味わうことに。写真はドイツのソーセージ屋台。

…ドイツビール、あればなお良し。

イタリア移動式釜焼きピザ

マレーシア料理 牛串焼きサテーソースサラダ添え
絶品!

本場中華 餃子
皮が手作りで厚めモチモチ。食べきれない量です。

『マンゴー好き?スムージー好き?奢ってあげるよ!』
マンゴーは…アレルギーなんです( ; ; )因みに、キウイフルーツもアレルギーなんです(泣笑)今、発症中にて遠慮いたしましたら、OREOシェイクをご馳走してくれました。カウチサーフィンでは、お礼に何かをするのが習わしらしく、この度格別に美味しい食後のデザートを頂き、満悦顔のバリィさん。



相席のマオリのおじさんとおしゃべり。ご近所地域の皆さんと顔を合わせられるのもナイトマーケットならでは。『母の日のプレゼント買いに行くぞー!ついでに夕飯食べて帰るぞー!』と家族みんなで来たんだそうです。なかなか夕飯は揃わないからいいチャンスだと喜んでいました。

帰って、NZの思い出写真を鑑賞。
私達が訪れたことがあった場所も、彼らの目で見たように撮影されているので、まるで違うのです。面白いことこの上なし!
『あー、帰りたくない!また、必ず来るから!』と名残りを惜しんでいました。

フィジー、ハワイ、韓国を周って二週間後にドイツに着くんですって。
『ドイツに来て!』行くに決まっていますわ。昨夜知ったんですが、ヤニックは私の古い友人と生まれ故郷が同じなんです。なんと、狭い世界。また、会おうじゃありませんか。
君のー行くー道はー
果てしーなくー遠いー
なのにー何故ーラララーララーラーラ
君はー行くーのーかー
そんなーにしてーまでー
お別れテーマソング『若者の歌』が
流れてきました、私の頭の中だけで。
歌詞『歯を食いしばり』は当てはまらず、どちらかというと口元は緩んでいるかな…と(笑)
空港の帰り道、『60数年前、彼らの国と戦ってたって、信じられるか』とバリィさんがボソリとつぶやきました。……『カウチサーフィンで、空気を変えようじゃないのよ』
嘆かわしい出来事を変える力は無いかもしれないけれど、そんなことがつまらなく感じるくらい、今いる場所で世界の旅人を温かく迎えようと小さく決意したところです。
* * * * * * * *
☆使える逸品

Mr.Tこと温泉小僧。
ズボンの中にお茶っ葉を入れ、カップのふちに腕を掛け、待つこと3分。
癒しのてーたいむ。
2013年05月01日
カウチサーフィン☆ ドイツの旅人

カウチサーフィンは、海外旅行などをする人が、他人の家に宿泊させてもらう(カウチをサーフさせてもらう)という形式の相互的な思いやりや信頼による制度です。(wikipediaより)
昨日、記念すべき第一回目の旅人が金曜日まで滞在予定で訪ねてきました。
ハンブルグ出身のヤン&ブレーメン出身のヤニック、ともに19歳。
夕食は、洋風豚カツプレートです。豆と野菜のトマト煮こみで、欧州風にアレンジしてみました。
何を思ったか、旦那バリィが箸も用意したものですから、『箸の使い方講座』が始まってしまいました。
ニュージーランドに来たのに日本の習慣までも体験できて一石二鳥です。

また、アンネフランクの話、サッカーの話、ビールとソーセージ、国民の英語力など話ました。
「より良い地球創りに1カウチずつ、貢献を。」がCouchSurfingの精神です。世界各地における個人、場所などを繋げることにより、国際交流、異文化理解、寛容さなどを促進し、文化や国を超越する意義深い繋がりの創造を目指しているそうです。
確かに、初日から本当に他人とは思えない繋がりを感じることができ、何と魅力的なシステムなんだろと感動しています。
また、色々なエピソード紹介します。
(=^x^=)
2013年04月28日
カウチサーフィン☆

ニュージーランドは秋休み中でございます。少し旅に出かけました。オークランドから南に下ること3時間、タウポという湖のある街を訪ねました。

(北島地図。ちょうど真ん中の湖です)
NZ一の表面積を誇るカルデラ湖です。向こう岸なんて全く見えません。
火山活動が盛んなので、地熱発電所や温泉でも有名です。


さて。今回、私達に新たな出会いをもたらしたキーワードは『カウチサーフィン』。
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/カウチサーフィン
旅の最終日。基本的に二人きり家族の私達は、無言をBGMに何時間も過ごせてしまいます。休みは家計の補正予算案を出したり、臨時家族会議が突如開かれます。変えようじゃないか!なんだか静かな日常を!と…打開策として出されたのが『ヒッチハイカーをクルマに乗せよう』。
いました、早速。タウポの街を出てオープンロード(100km/h可の道路)に出て直ぐに大きなリュックサックを背負った青年が。
彼は映画Hobbitの撮影場所兼観光地の『Matamata』まで行きたいという要望。私達はその手前の町を通過する予定。交渉成立で彼は車に乗りました。
23歳のオランダ人マークは、NZに3ヶ月滞在していて、来週帰る予定だそうです。両親、お姉さん共に教師だけど、自分はマーケティングの勉強をしたんだそうです。私達も自分のことを話し、互いにお気に入りの食事や観光地を紹介し合いました。
『今夜どこに泊まるの?』と聞いたことがきっかけで『カウチサーフィン』を知りました。ツーリズム大国ニュージーランドで、世界の旅人にハッピーになってもらえれば…と私達も早速帰宅後登録しました。色々調べると…旅行体験談が山のように。いつもの脳内トリップに旅立ってしまい…!!私達も旅先で利用したら面白そう!!と閃きました。
ホテル、ホリデーハウス、キャンプ、親戚や家族宅…色々なところに泊まってみましたが、新しい旅のスタイルにチャレンジしてみたくなりました。
そうこうしていると…早速、我が家での宿泊希望者からメールが来ましたよ。なになに…ドイツ人二人組19歳Boys.…テンションがあがってきました。旦那バリーも大学生時代にドイツ人ヒッチハイカーを載せたことがあり、お礼に(荷物整理か?)テントセットをもらい今でも大事に使っています。縁を感じます…ドイツ!是非行ってみたい国です。
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オマケ

湖上の虹


モザイクアートカフェより

もみじ