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2017年07月22日

NZ雑記帳 和と洋と 夏と冬と


九州の豪雨の被害に胸が痛みます。NZも南島のダニーデンで大雨による浸水被害を受けたとの報道がありました。お互いに気をつけなければなりませんね...

オークランドでは、冬は雨が降っては太陽が顔を出すため、虹によく遭遇します。その為、鬱屈とした気分は晴れやかになります。


さてさて、6月末から7月上旬にかけて大学の前期試験が終わり、2週間ほどの休みを終えて来週から後期が始まろうとしています。大学生活は、タンスの奥に隠していた、ど根性オットンガエルぐふぉ吉を連れ添い、「スットゴレ、スットゴレ〜!!やればできる、朝日の子!」など、自分を励ます物を総出させ乗り切っております。(注:オットンガエル...奄美の天然記念物。 ぐふぉ吉...その鳴き声から私が命名。スットゴレ...負けてたまるか、という奄美の方言。 やればできる朝日の子...小学校の石碑に刻まれた言葉。諦めそうになると突如脳裏に蘇る。)

今日は、最近出会った一期一会なお話を。題して「和と洋と夏と冬と」。

試験終了直後に、ひょんなことからお茶のデモンストレーションに参加することに。NZの靴の会社が日本の「渋さ」をコンセプトに新しいデザインをお披露目するというものでした。あら、この方、テレビのCMで...バラエティで...とセレブな方々が。でも、場所は素朴なカフェだったので、ある意味侘び寂びを感じました。

いわゆる和柄のデザインではなく、燻銀や漆黒など渋い色を取り入れて飽きない普段使いの靴です。見れば見るほど買いたくなる...燻したスルメのような魅力。招待客の皆さんは茶道体験と靴の渋い色彩がシンクロしたことに感動されていました。私もお役に立てて喜ばれてルンルンでした。



https://chaosandharmonyshoes.com/collections/ss18-shibusa

試験期間、よくあることは部屋の掃除がしたくなる、また、現実逃避脳内トリップなどございます。ふと、主人が「帰省は冬か...寒いの嫌だな」とブツブツ言うので、試しに7月にいいフライトないか調べてみました。あるじゃない、あるじゃない...奄美に帰ることをニンジンに私という馬は最後まで走れるんじゃないかしら...なんて励ます材料に航空券をゲット!旅の計画を練る時間もないので、あとは行き当たりばったり適当に。ということで、真冬から真夏、温度差20度を越えて帰国しちゃいました。



沖永良部島に転勤した妹家族と与論島の旅へ。二人めの姪と初対面!前歯が生え、伝い歩きしています。長女はもう喋ります。トイレトレーニング頑張っています。



沖永良部では、日常を楽しみました。Aコープで翌日の与論までの船旅アイテム(酒類、スナック類)を仕入れ、NZでは高級品の納豆を申し訳なくカゴに入れ、朝食のサンドイッチの材料も買い込みました。長女のあやちゃんは、アンパンマン商品を熟知していて真っ先に棚目掛けて走ります。子どもの成長、素晴らしい!

与論島では丁度大島郡のスポーツ大会が行われていて、宿はお相撲さんたちと一緒でした。賑やかな夕食タイムでした。翌日は女将さんオススメのパワースポットなる場所へ参りました。



「鳩の湖」の水をひと指分ちょっと舐めると願いが叶うというので、やってみました。当たるも八卦当たらぬも八卦。急に心踊る気分になりました。

服が飲み物やヨダレで染まるほどの子守三昧な旅でしたが、オジオバは心底楽しませてもらいました。再び奄美本島に戻り、今度はNZに住むお友達が御来島。原ハブのハブで愛まショー、大浜海岸のタラソやBBQ、古仁屋のグラスボート、ほのほし海岸、大島紬を堪能して、私も喜ぶ顔を見てまた嬉しい気分になりました。





その合間合間に、友だちとも再会居酒屋タイム。どこの漢方薬がいい、老眼が始まった、暑いから家の中はほぼ裸族、白髪どうしてる...とかなんとか。積立して20年後の還暦同窓会にNZ行こう、いや、飛行機なくなってドコデモドアで行けるんじゃない等話題が四方八方飛び飛びで、笑い泣き! 私が店を出た後、腕相撲までしたようで。輪をかけて面白くなりゆく乙女たちに乾杯です! その後も、会いたかった方々と合流し、時を忘れて語らいました。島の未来、受け継ぐ伝統...私も考えるきっかけになりました。



母の手料理、あちらこちらで頂いた島料理、暫く舌の記憶を楽むことにします。


名残は尽きません。あの人にもあの場所にも...いつも後ろ髪が引かれます。また帰る日まで!熱中症や夏風邪には十分気をつけて、夏を満喫されてくださいね。  


Posted by AMAMINZ  at 21:49Comments(0)