2014年02月08日
季節感
北風小僧の寒太郎と雪女が日本横断の旅を満喫しているとか、いないとか。ニュージーランドは申し訳ないほどの盛夏で、17〜23度という涼しい気温です。
夏が過ぎ 風あざみ 誰の憧れに彷徨う
青空に残された 私の心は夏模様♫
1930年代建造の我家の裏口が、カタカタというものですから、井上陽水の『少年時代』を口ずさみたくなったしだいです。
サマーホリデーノスタルジックシンドローム。夏季休暇懐古症候群。
何度か想い出のアルバムをめくるのが目立った症状です。
カヤックは、ドキがむねむね。
初のガイド無しカヤック。親友夫婦が遥々大分からネルソンに来てくれたので、カヤックであの島を目指してアザラシの赤ちゃんを見に行こうツアー決行。宿泊は、満天星空キャンピング。別れは切なくて仕方ないです。毎年来てね。
山歩き。この年で恥ずかしげもなく言いますが、メルヘンの世界です。大木翁とおぼしき山の主がいて、頂上からはファンタジー映画よりリアルな世界が広がり、歩いているとFantailという尾が扇のような小鳥がティンカーベルの動きそのもので頭上や足元を人懐こく飛びまわります。下山すると、干支の馬が。
…現実に戻らねば、シンドロームは存分に浸りまくれば治ります。
お正月に、家族からこれみよがしにお節料理の画像が送られてきました。私たちは丁度バーベキューディナー中でした。
前菜の海老のカクテルと、バーベキュー。日本のように熱さにホフホフしながら次々口に入れません。冷めても盛り付けて食します。これは摩訶不思議。
一方奄美の我家は、
ヨリドリミドリ。見た瞬間、ホームシックと羨望で転げ回らないように、『欲』止めボタンが脳内で作動しました。
欲しがりません、帰国までは。
お正月一つ取っても随分違います。夏にクリスマスとお正月があることに慣れているわけでなく、冬の奄美を思いながら過ごしてバランスを上手にとっています。
時々アンバランスになり無性に食べ物が恋しくなりますが…。
季節感は慣れるより両方ありのまま味わい想うのがよいですね。
今日のコタロー☆
二週間ほどお友達が日本に帰国している間、娘さんところちゃんいうワンちゃんを預かっています。犬は猫を見るなり吠えたり追いかけたり。窓越しでは、その心配はないようで、離れた所で余裕綽々のコタロー。
ころちゃんは、普段は可愛いチワワ。